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過去の企画展

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2024年

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期間   催    し  
2024年
2月11日(日・祝)

2024年
4月14日(日)




「ひとはく研究員展2024」

 兵庫県立人と自然の博物館の研究員が日々行っている研究の内容やその最新動向を来館者にわかりやすく紹介し、調査・研究の面白さを伝える「ひとはく研究員展」を本年度も開催します。  第9回目となる本年度は、上記のテーマに加え、「博物館の研究員が研究をはじめるきっかけとなった標本や書籍などの資料」を展示します。

2023年

☆企画展タイトルをクリックすると詳細が表示されます。

期間   催    し  
2023年
11月28日(火)

2024年
1月8日(月・祝)




冬休み特別企画・写真展「植物シモバシラが魅せる氷の世界 ― 氷のできる仕組み・土と植物 ―」

 シモバシラという植物は、冬に茎から霜柱状の氷をつくる奇妙な特徴をもっています。中でも、早朝にみる氷は、様々な形をしており、繊細でシルクのような輝きを放っています。今回、その一端を多くの人に伝えたく、写真展を開催しました。併せて、土と植物(シモバシラ)から氷が成長する様子を観察し、「なぜ、土と植物が起こす現象が同じなのか?」を考えてみました。氷ができる条件を一つ一つあげながら、疑問に答える形でその仕組みのなぞ解きをしました。
2023年
10月28日(土)

2024年
1月8日(月・祝)




但馬牛博物館×ひとはくコラボ展「兵庫県一の但馬牛は私よ!いやいやオレ様だ!日本で最も歴史のある牛のコンテスト優勝牛を紹介」

 今年のコラボ展では歴史ある「兵庫県畜産共進会」の優勝牛写真展を開催します。この共進会は明治42年から始まり、毎年秋に開催され、今年で105回目を迎えます。
 県内各地の予選を勝ち抜いた精鋭たちが一堂に集まり、その年の兵庫県一の座を競う大会です。但馬牛改良の長い歴史の中で、その時代に要求される但馬牛の能力、姿がどのように移り変わってきたか、ゆっくりとご覧ください。
2023年
7月1日(土)

2024年
1月8日(月・祝)


「妖怪と自然の博物展」

 本企画展「妖怪と自然の博物展」では、伝統的に地域で語られてきた妖怪を「自然環境」の視点から見つめなおしてみます。動物や植物、地質、自然災害などの標本・資料を展示し、それらが妖怪・怪異として語られる様々な事例や背景をパネルにより紹介・解説します。
2023年
4月16日(日)
6月17日(土)
6月18日(日)
7月22日(土)
12月3日(日)




収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」

兵庫県立人と自然の博物館には、開館以来30年をかけて収集した200万点近くの昆虫や動植物、岩石・化石などの自然史系の標本や古写真などの資料が収蔵されています。これらの標本には、タイプ標本と呼ばれる新種として登録するための唯一無二の基準標本をはじめとする学術的な新発見の基盤となった標本、生物の過去の分布状況を証明するための標本、絶滅危惧種の分布状況の証拠となる標本など貴重なものが含まれています。また、良く似た種類を比較分類するためのセットや、生物の形状の美しさ・面白さを伝える展示物として、様々な場面で収蔵標本が活用されています。しかし、博物館の収蔵標本のすべてを館内に展示することは物理的にも保存面でも難しいため、現状ではその多くが収蔵庫に保管されています。標本資料の収蔵は博物館機能の核心部分にも関わらず、この様相を気楽に見学してもらうことができませんでした。
そこで今年度も、普段は見ることができない収蔵資料をテーマにもとづいて蔵出しする日を定め、収蔵資料の読み解き方を解説するオープンセミナー「標本のミカタ」を、下記の日程でテーマを変えながら全4回開催します。普段は、展示室でガラス越しにしか見ることができない標本を、この企画では、実物を直接見られる状態で数多く陳列し、顕微鏡などの実験道具を使って、研究員が解説します。専門的な内容も含めつつ、見学される方に合わせて丁寧に解説します。関連のイベント・解説も同時に開催することで、標本が存在する意義を多様な観点からわかりやすく発信します。


2023年
9月30日(土)

2023年
10月15日(日)



近畿地方の国立公園展 ~国立公園を支える人々~

 近畿地方の国立公園で活躍するアクティブ・レンジャーの仕事や国立公園を支える人たちの取り組み、利用マナーなどを紹介するパネル展示を通して、国立公園の魅力をご紹介します。
2023年
7月29日(土)

2023年
9月24日(日)




「海ゴミ」のこと知りたいな~豊かな海ってなんだろう~

 現在、世界中で問題になっている「海ごみ」、兵庫県にも多く漂着しています。
公益財団法人ひょうご環境創造協会主催により、生物への影響やマイクロプラスチックの問題など、「海ごみ」の現状に焦点をあてた企画展を開催します。
 多くの皆様のお越しをお待ちしています。
2023年
4月1日(土)

2023年
7月30日(日)




「植物学者 牧野富太郎 写真展 ~川﨑正悦氏アルバムより~」

 牧野富太郎(1862-1957)は高知県出身の植物学者で、この春のNHK連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルです。神戸の資産家、池長孟(いけなが はじめ;1891-1955)氏に援助を受けるようになった1917(大正6)年以降は、神戸市兵庫区会下山に設立された池長植物研究所で活動を続け、多くの在野の研究家とも交流しました。
 灘中学校の教諭であった川﨑正悦 (かわさき まさよし;1893-1978)氏は兵庫県でも牧野と縁が深かった一人です。当館では牧野から川﨑氏への書簡を寄贈いただいております。
 このたび川﨑家に残るアルバムから約40枚の牧野の写真について利用の許可をいただきました。
 本展示では、単に写真だけでなく、その時の採集会や会合などの情報も加えて、牧野と各地の人々の関わりを含めて展示を行います。
2023年
5月13日(土)

2023年
6月11日(日)




大雨に備えよう!総合治水ミニ企画展「知ろう!学ぼう!総合治水展」

 兵庫県では、平成24年に総合治水条例を制定し、河川や下水道を整備する「ながす」対策、校庭やため池などを活用して雨水を一時的に貯留する「ためる」対策、浸水が発生した場合でも被害を軽減する「そなえる」対策を柱とした『総合治水』に取り組んでいます。総合治水は、地域と一体となって進めることが不可欠なため、多くの皆様に対策について知っていただくことが必要です。  この度、県民の皆様に総合治水について関心を持っていただけるよう、県立人と自然の博物館において、「知ろう!学ぼう!総合治水展」を開催します。県内の工業高校と連携して製作した「ためる」対策の効果を見える化した模型や総合治水の役割や取組を紹介したパネル、雨水貯留タンク等を展示するとともに、模型による実験や各種オープンセミナーなども行います。
2023年
2月11日(土・祝)

2023年
5月21日(日)


「六甲山のキノコ展2023~地球はキノコで出来ている~」

 当館および兵庫県立御影高等学校が共同開催している本展示は、平成21年から今年で15回目の開催となります。六甲山には、多数の種類のキノコが生育していますが、身近な自然の構成物であるものの、あまり多くの人にその多様性は知られていません。これまで兵庫きのこ研究会の活動や御影高校が部活動や教科学習等の一環として調査研究を進めた結果、四季を通じて採取した標本は約600種近くになっています。収集された標本は、樹脂による特殊な加工によって原型を維持した状態で保管されています。今回の展示では、当館の企画展スペースの拡充を受けて、従来までは狭い空間に多数のキノコを陳列するだけに留まっていましたが、テーマごとの解説パネルや写真等の配置など、キノコの様々な役割に焦点をあてて展示します。「大きさ比べ」、「毒キノコ」といった一般向けのテーマに加えて、「生態系での役割」、「標本の制作と保管」、「お絵かきコーナー」等のセクションを設けた展示とします。特に、生態系や私達の生活において、菌類が重要な役割を果たしていることを、多様な標本等の展示を通じて発信し、野生のキノコの面白さを伝え、身近な自然の豊かさを実感していただくことを目的としています。
2023年
2月11日(土・祝)

2023年
4月16日(日)




「ひとはく研究員展2023」

兵庫県立人と自然の博物館の研究員が日々行っている研究の内容やその最新動向を来館者にわかりやすく紹介し、調査・研究の面白さを伝える「ひとはく研究員展」を開催します。
 第8回目となる本年度は、上記のテーマに加え、ひとはく開館30周年を記念して「30年後も残したいひょうごの『たからもの』」を展示します。研究員が選んだ、いつまでも残したい兵庫の自然環境、風景、生物、資料などを"兵庫の宝物"として紹介します。
2023年
3月11日(土)

2023年
4月9日(日)


「世界に1つだけの花、再発見【コウベタヌキノショクダイ】」

 2018年、神戸大学理学部の末次健司教授らは、県立人と自然の博物館に収蔵されていた謎の菌寄生植物の花の標本を精査し、これまでの報告にない新種として「コウベタヌキノショクダイ」と命名しました。この植物は1992年に神戸市で採集された1個体が世界最初で最後の目撃例で、採集地も開発されたことで「絶滅した」とされていました。ところが去る2023年2月、末次教授らはこの植物を再発見したことを発表し、大きなニュースとなりました。
 本展示では、30年ぶりに採集された実物の標本2点を展示するとともに、これまでの発見及びこの度の再発見に至る経緯や、本種の花の内部、この仲間の多様性もわかりやすくお見せします。


2022年

☆企画展タイトルをクリックすると詳細が表示されます。

期間   催    し  
2022年
11月13日(日)
12月11日(日)

2023年
2月11日(土・祝)
3月12日(日)




収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」

兵庫県立人と自然の博物館には、開館以来30年をかけて収集した200万点近くの昆虫や動植物、岩石・化石などの自然史系の標本や古写真などの資料が収蔵されています。これらの標本には、タイプ標本と呼ばれる新種として登録するための唯一無二の基準標本をはじめとする学術的な新発見の基盤となった標本、生物の過去の分布状況を証明するための標本、絶滅危惧種の分布状況の証拠となる標本など貴重なものが含まれています。また、良く似た種類を比較分類するためのセットや、生物の形状の美しさ・面白さを伝える展示物として、様々な場面で収蔵標本が活用されています。しかし、博物館の収蔵標本のすべてを館内に展示することは物理的にも保存面でも難しいため、現状ではその多くが収蔵庫に保管されています。標本資料の収蔵は博物館機能の核心部分にも関わらず、この様相を気楽に見学してもらうことができませんでした。
そこで今年度も、普段は見ることができない収蔵資料をテーマにもとづいて蔵出しする日を定め、収蔵資料の読み解き方を解説するオープンセミナー「標本のミカタ」を、下記の日程でテーマを変えながら全4回開催します。普段は、展示室でガラス越しにしか見ることができない標本を、この企画では、実物を直接見られる状態で数多く陳列し、顕微鏡などの実験道具を使って、研究員が解説します。専門的な内容も含めつつ、見学される方に合わせて丁寧に解説します。関連のイベント・解説も同時に開催することで、標本が存在する意義を多様な観点からわかりやすく発信します。


2022年
11月26日(土)

2023年
1月9日(月・祝)




冬休み特別企画・写真展「植物シモバシラが魅せる氷の世界-シモバシラの学名と伊藤圭介-」

シモバシラという植物は、冬に茎から霜柱状の氷をつくる奇妙な特徴を持っています。本写真展ではシモバシラがつくる様々な形の氷の写真を展示します。また、「植物の学名どのように決まるのか?」という疑問を、シモバシラの学名をもとに、日本の植物学の礎を築いた伊藤圭介氏の生涯をたどって、なぞ解きをします。
2022年
10月22日(土)

2023年
1月9日(月・祝)




但馬牛博物館×ひとはくコラボ展「モ~っと知ろう但馬牛!日本の黒毛和牛の99.9%には但馬牛の遺伝子が入っている」

和牛はその昔、農耕に使われる役肉用牛でした。昭和の中頃、トラクターなどの農業機械を使うようになると和牛は肉専用牛へと変わっていきました。そのころ但馬牛は特に肉質の能力では全国一と評価されていました。
そこで全国の産地は肉質改良のために但馬牛の雄牛を種雄牛として導入して牛の改良を進めてきました。その結果、現在の日本国内の黒毛和牛の99.9%の牛の血統には但馬牛が含まれることになったのです。
2022年
7月15日(金)

2023年
1月9日(月・祝)


「ひょうごの恐竜展~タンバティタニスとヤマトサウルス~」

兵庫県において、丹波地域と淡路地域からの恐竜化石の発見は一躍脚光を浴び、現在ではともに新属新種の恐竜として学名が与えられています。さらに県内産の恐竜の歯や卵殻の化石も着々と研究が進められています。本企画展では、県内産の2大恐竜をはじめ、恐竜の歯や卵殻等に注目して、その特徴に迫ります。また、当館が県民と協働で実施している調査研究や普及教育の紹介のほか、3D映像やクイズなどのデジタルコンテンツもお楽しみいただきます。
2022年
10月22日(土)

2022年
11月20日(日)




【兵庫県庁 SDGs WEEK 関連事業】ミニ企画展「生物多様性と共生する『みどり』のデザイン~地域性種苗を用いた緑化のススメ~」

緑化はわたしたちの生活に欠かせない営みです。街中の街路樹、庭木やマンションの敷地、屋上の花壇など、私たちの暮らす身近な環境には、環境の変化をやわらげたり、人々の心を和ませたりするために、様々な植物が植えられています。また災害の防止を目的として、道路や河川の法面、土砂崩れや山火事の跡などから表土が流れ出ないように緑化が行われます。
緑化には国内外の様々な植物が用いられていますが、近年、生物多様性保全の観点から、緑化に用いる植物の産地への関心が高まっています。緑化に用いる苗のうち、植栽しようとする場所を含む地域に自然分布している種類で、かつ、植栽地からできるだけ近い自然の草地や森林に生える個体の種子から育てた苗のことを地域性種苗と呼んでいます。
本展示では、生物多様性に配慮した緑化を行う上で、地域性種苗を用いることの魅力や意義を解説するとともに、関西での地域性種苗緑化の事例についてパネルを用いて紹介いたします。
なお、地域性種苗を用いた生物多様性に配慮した緑化は、SDGsの目標15「陸の豊かさも守ろう」のターゲット15-5「生物多様性と自然生息地の保護」に関連する取り組みです。
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2022年
8月13日(土)

2022年
10月15日(土)




「干潟に侵入する脅威の外来植物ヒガタアシ」

ヒガタアシ(学名:スパルティナ・アルテルニフロラSpartina alterniflora)は北アメリカの大西洋岸およびメキシコ湾岸原産の干潟や河口の塩性湿地に生育するイネ科多年生草本です。本種は干潟の陸地化や沿岸域の保護を目的とした意図的な導入、また非意図的な移入・逸出によって世界各地に分布を広げており、定着地に大規模な密生群落を形成することで在来の生態系や産業に大きな影響を及ぼしています。
日本国内において、ヒガタアシは2008年に愛知県豊橋市の梅田川河口で初めて確認され、その後2010年に熊本県、2020年に山口県と発見地点数が増えてきています。国内でヒガタアシを意図的に導入した事例はないことから、植物体や種子がバラスト水、貨物、船体などへ混入、付着して非意図的に持ち込まれ、定着に至った可能性が高いと推測されます。ヒガタアシのもつ干潟生態系への脅威から、2014年には本種を含むスパルティナ属全種が特定外来生物に指定されました。侵入地では現在駆除が進められています。近畿地方や兵庫県ではまだ確認されていませんが、愛知県、熊本県、山口県への侵入・定着過程の詳細は不明であり、当地域へも今後侵入のおそれがあります。
人と自然の博物館ではこれまでに、遺伝子解析によるヒガタアシの侵入経路の解明や山口県における本種の発見ならびに防除に関わってきました。本展示では、ヒガタアシの早期発見と効果的な防除に向けた情報発信を目的に、栽培株を展示すると共に、本種の形態や侵入地の状況、干潟や塩性湿地に生息・生育する在来の動植物などについて解説します。
環境省近畿地方環境事務所から栽培および展示許可を取得済み
【第1部】
タンポポ
2022年
3月26日(土)
~5月22日(日)
【第2部】
シダ
6月4日(土)
~7月31日(日)


「植物とアート~蒲公英(たんぽぽ)と羊歯(しだ)~」

古今東西を問わず、植物の姿は人々の関心を惹いてきました。科学者はサイエンスの眼から研究対象とする一方で、アーティストは植物がつくりだす美しさを絵画、漆器、陶磁器、着物などに描いてきました。今回の展示では、なじみのある春の「タンポポ」、鮮やかな緑とかたちが魅力の「シダ」に注目して、さまざまな作品を実物の写真や標本とともに紹介します。また、現代のデザイナーなどによるグッズも展示します。
2022年
5月14日(土)

2022年
6月12日(日)




大雨にそなえよう!総合治水ミニ企画展「知ろう!学ぼう!総合治水展」

兵庫県では、平成24年に総合治水条例を制定し、河川や下水道を整備する「ながす」対策、校庭やため池などを活用して雨水を一時的に貯留する「ためる」対策、浸水が発生した場合でも被害を軽減する「そなえる」対策を柱とした『総合治水』に取り組んでいます。総合治水は、地域と一体となって進めることが不可欠なため、多くの皆様に対策について知っていただくことが必要です。
この度、県民の皆様に総合治水について関心を持っていただけるよう、県立人と自然の博物館において、「知ろう!学ぼう!総合治水展」を開催します。県内の工業高校と連携して製作した「ためる」対策の効果を見える化した模型や総合治水の役割や取組を紹介したパネル、雨水貯留タンク等を展示するとともに、模型による実験や各種オープンセミナーなども行います。
2022年
2月11日(金・祝)

2022年
5月28日(土)




「六甲山のキノコ展2022~野生のキノコの不思議な魅力~」

当館および兵庫県立御影高等学校が共同開催している本展示は、平成21年から今年で14回目の開催となります。六甲山には、多数の種類のキノコが生育していますが、身近な自然の構成物であるものの、あまり多くの人にその多様性は知られていません。これまで御影高校が環境科学部の活動や「総合的な探究の時間」等の一環として調査研究を進めた結果、四季を通じて採取した標本は500種近くになっています。収集された標本は、樹脂による特殊な加工によって原型を維持した状態で保管されています。今回の企画展では、こうした標本を用いて、六甲山のキノコの標本や生態分析の結果を公開しながら、郷土の豊かな自然や環境を地域の人たちに紹介し、生物の多様性を社会に伝えるとともに、本年度は特徴的なキノコを中心に、約100種類をじっくりと見やすく配置しています。また、今回は、どうぶつの名前にちなんだ特徴的な名前のきのこに着目して紹介しております。
本展示により、六甲山のキノコの高い多様性を知っていただくと同時に、野生のキノコの面白さを伝え、身近な自然の豊かさを実感していただくことを目的としています。
2022年
2月8日(火)

2022年
4月17日(日)




「ひとはく研究員展2022」

県立人と自然の博物館の研究員が日々行っている研究の内容やその最新動向を来館者にわかりやすく紹介し、調査・研究の面白さを伝える「ひとはく研究員展」を開催します。
第7回目となる本年度は、上記の目的に加えて、各研究分野で使用されているこだわり・定番の調査道具・実験器具、ソフトウエアなどの展示、解説を行うコーナーを設けて、研究活動の一端が垣間見える、研究の楽しさも伝える内容を用意します。

2021年

☆企画展タイトルをクリックすると詳細が表示されます。

期間   催    し  
2021年
5月12日(水)

2022年
3月31日(木)
※全9回の詳細はこちらをクリック




「毎月かわるよ!江田コレクション展~美麗な甲虫や蝶の標本を毎月入れ替え展示~」

ひとはくの昆虫標本は、県内外の昆虫愛好家からの寄贈などを受け、現在200万点近くのコレクションになりました。そのなかでも、兵庫県が購入した江田茂コレクションは、展示用の外国産の美麗チョウ類や珍しいコウチュウ類など15万点を超える標本が、これまで特別企画展やキャラバン事業で活用されてきました。今回、さらなる活用のため、新たな試みとして、江田コレクションから月替りのテーマで、入れ替え展示を行うことにしました。
昆虫は、現在知られている生物約142万種のうち、その半分以上を占める約75万種が知られており、まだまだ未発見の種も存在すると考えられています。地球上の生物が、どのように多様化し、どのようにその多様性を維持してきたのかを知る上で、昆虫は、非常に優れた生物群であり、かつ、その形の多様性や体色の彩りにも富んでおり、生物多様性への導入としても優れたグループでもあります。
広く県民の皆さんに、楽しみながら、昆虫の多様性に触れてもらえるように、毎月のテーマは、巨大な昆虫、しましま・はんてん模様の虫たちなど、奇抜・美麗な見た目に着目したものや、夏休みには世界のカブトムシ・クワガタムシなど、様々なものを用意しています。昆虫に詳しい方もそうでない方にも、毎月、いろいろな発見があるはずです。せひ、来館して観ていただけたらと思います。
2021年
12月1日(水)

2022年
3月27日(日)



「篠山層群から発見された小さなモンスター」

2019年1~3月に丹波市山南町での大規模発掘調査により発見された小型脊椎動物化石について研究を進めたところ、モンスターサウリア類(ドクトカゲ類の仲間)で最古となる新属・新種であることが明らかになりました。この研究成果を論文にまとめ、Cretaceous Research誌(査読付き国際学術雑誌)に投稿したところ、このたび査読を経て受理・出版されました。
本論の出版をうけ、当館にて臨時展示を実施します。
2021年
11月27日(土)

2021年
12月26日(日)




冬休み特別企画・写真展「植物シモバシラが魅せる氷の世界-シモバシラの茎から氷の伸びる仕組み-」

シモバシラという植物は、冬に茎から霜柱状の氷をつくる奇妙な特徴を持っています。ここではシモバシラがつくる様々な形の氷の写真を展示しました。また、今回「どのように茎から氷が伸びるのか?」その仕組みを、氷のできる条件を一つ一つあげながら、なぞ解きをしました。
2021年
10月23日(土)

2021年
12月26日(日)




但馬牛博物館×ひとはくコラボ展「もっと知ろう!但馬牛!!~日本農業遺産『人と共生する美方地域の但馬牛』~」

但馬牛はその昔、農耕に使われ、子牛を生産し、田畑に堆肥を供給して農家の暮らしを支え、家族同然の深いきずなで結ばれていました。特に美方郡ではこれらの営みが高く評価され、平成31年に畜産部門では初めての日本農業遺産に認定されました。
「但馬牛ってなに?」「どのようにして今の但馬牛ができたの?」「但馬牛と神戸ビーフの関係は?」などのテーマに沿って但馬牛を紹介します。
2021年
10月12日(火)

2021年
12月26日(日)




展示特別企画「身近な海のベントス展」

水の底に生息する生物を総称してベントス(底生生物)といいます。私たちの生活圏のすぐそばにある沿岸海洋には、カニ、貝類、海藻などの多種多様なベントスが生息しています。本展示企画では、兵庫県を中心とした日本沿岸で見られるベントスと人の生活、文化、歴史との関わりについて紹介します。標本や展示を見て少しでもベントスに興味を持っていただければ幸いです。
2021年4月~12月の毎月1回
(※詳細はこちらをクリック)
※5月・6月・
9月は中止




収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」

兵庫県立人と自然の博物館には、開館以来29年をかけて収集した200万点近くの昆虫や動植物、岩石・化石などの自然史系の標本や古写真などの資料が収蔵されています。これらの標本には、タイプ標本と呼ばれる新種として登録するための唯一無二の基準標本をはじめとする学術的な新発見の基盤となった標本、生物の過去の分布状況を証明するための標本、絶滅危惧種の分布状況の証拠となる標本など貴重なものが含まれています。また、良く似た種類を比較分類するためのセットや、生物の形状の美しさ・面白さを伝える展示物として、様々な場面で収蔵標本が活用されています。しかし、博物館の収蔵標本のすべてを館内に展示することは物理的にも保存面でも難しいため、現状ではその多くが収蔵庫に保管されています。標本資料の収蔵は博物館機能の核心部分にも関わらず、この様相を気楽に見学してもらうことができませんでした。
そこで今年度も、普段は見ることができない収蔵資料をテーマにもとづいて蔵出しする日を定め、収蔵資料から進化や自然、地球の成り立ち、まちの景観形成などについて読み解き方を解説するオープンセミナー「標本のミカタ」を実施します。毎月第2日曜日に開催し、テーマを変えて全8回を予定しています。普段は、展示室でガラス越しにしか見ることができない標本を、この企画では、実物を直接見られる状態で数多く陳列し、顕微鏡などの実験道具を使って、研究員が解説します。専門的な内容も含めつつ、見学される方に合わせて丁寧に解説します。関連のイベント・解説も同時に開催することで、標本が存在する意義を多様な観点からわかりやすく発信します。
2021年
7月10日(土)

2021年
9月12日(日)




「ひとはくの鳥類標本をお見せします!」

人と自然の博物館の鳥類標本は、国内トップクラスの収蔵点数を誇ります。今回は、芸術作品のように精巧につくられた鳥類標本(本剥製)や、調査・研究に用いる特別な鳥類標本(仮剥製)、そして、鳥類の卵の標本など、様々な鳥の標本を展示します。お目にかかることの少ない鳥類標本を、是非お楽しみください。
2021年
5月12日(水)

2021年
7月11日(日)



「ヤマトサウルス・イザナギイ~ハドロサウルス科の繁栄の鍵を握る恐竜~」

北海道大学総合博物館の小林快次教授、岡山理科大学の高崎竜司研究員、兵庫県立人と自然の博物館の久保田克博研究員、米国・サザンメソジスト大学のアントニー・フィオリロ博士の研究グループは、2004年に兵庫県淡路島南部の洲本市の白亜紀最末期(約7,200万年前)の地層から発見されていた恐竜化石の研究を行いました。先行研究では、ハドロサウルス科のランベオサウルス亜科に属すと学会発表されていました。
本研究によってこの恐竜化石が、ランベオサウルス亜科ではなく、原始的なハドロサウルス科であることを明らかにし、新属新種として「ヤマトサウルス・イザナギイ(伊弉諾(イザナギ)の倭竜(やまとりゅう)という意)」と命名しました。これまでハドロサウルス科の大繁栄の鍵は、食に関わる顎(あご)や歯の進化だとされていましたが、本研究によって、肩や前肢の進化が、ハドロサウルス科の起源において重要であることを示唆しました。ハドロサウルス科の起源においては長年の議論が行われていますが、本研究では起源がアジアとアメリカ東部(アパラチア)にあり、その後大繁栄を始めた場所はアジアであることを示唆しました。また、ヤマトサウルスは、約2千万年前に現れたハドロサウルス科の生き残りの可能性があり、当時の東アジアは、原始的なハドロサウルス科において、2千~3千万年間のレフュジア(昔のままの種が残存している地域)であった可能性を示唆しました。白亜紀末の地層から、原始型(ヤマトサウルス)と進化型(カムイサウルス)の産出をアジアで初めて確認し、恐竜の生活圏の地域性を表している可能性を提唱しました。
本論の出版を受け、当館にて臨時展示を実施します。
2021年
4月24日(土)

2021年
7月4日(日)




「田地川和子 植物画個展-Thanks of All-」

田地川和子さんは、1987年から植物画を描き始めました。植物を愛で、その姿を繊細な色使いで描いた植物画はすばらしいもので、国立科学博物館植物画コンクールで受賞してきました。英国Kew王立植物園などにも出展されてきました。
このたびは、30年以上にわたる田地川さんの作品を一堂に会して展示いたします。お世話になった方々に感謝するとともに、田地川さんの見た植物の魅力を感じ取っていただければと思います。
2021年
2月11日(木・祝)

2021年
5月29日(土)




「六甲山のキノコ展2021~野生のキノコの不思議な魅力~」

当館および兵庫県立御影高等学校が共同開催している本展示は、平成21年から今年で13回目の開催となります。六甲山には、多数の種類のキノコが生育していますが、身近な自然の構成物であるものの、あまり多くの人にその多様性は知られていません。これまで御影高校が環境科学部の活動や「総合的な探究の時間」等の一環として調査研究を進めた結果、四季を通じて採取した標本は500種近くになっています。収集された標本は、樹脂による特殊な加工によって原型を維持した状態で保管されています。今回の企画展では、こうした標本を用いて、六甲山のキノコの標本や生態分析の結果を公開しながら、郷土の豊かな自然や環境を地域の人たちに紹介し、生物の多様性を社会に伝えるとともに、本年度は特徴的なキノコを中心に、約100種類をじっくりと見やすく配置し、キノコと健康をテーマとしたコーナーを設けることで、薬用の観点からもキノコの役割を伝えます。
また、これまで採集されたキノコの出現データを基に、特徴やパターンを解析した結果についても解説パネルで展示するとともに、4種類のキノコの香り体験コーナーも設けます。こうした展示を通じて、六甲山のキノコの高い多様性を知っていただくと同時に、野生のキノコの面白さを伝え、身近な自然の豊かさを実感していただくことを目的としています。
2021年
2月9日(火)

2021年
4月18日(日)




「ひとはく研究員展2021」

県立人と自然の博物館の研究員が日々行っている研究の内容やその最新動向を来館者にわかりやすく紹介し、調査・研究の面白さを伝える「ひとはく研究員展」を実施します。
第6回目となる本年度も、標本や資料が教育普及や展示に役立つだけでなく、学術的にも価値が高いものであることを来館者の方々に広く理解いただくことを目的として、来館者の目に触れる機会が少ない「調査・研究に関連する標本・資料」を併せて展示します。



2020年

☆企画展タイトルをクリックすると詳細が表示されます。

期間   催    し  
2020年
12月15日(火)

2021年
1月7日(木)




写真展「植物シモバシラが魅せる氷の世界-新発見!氷をつくる植物オヤマソバの出現-」

このたび、冬休み特別企画として、(公)日本雪氷学会・関東以西支部と人と自然の博物館が共催する写真展「植物シモバシラが魅せる氷の世界―新発見!氷をつくる植物オヤマソバの出現―」を開催する運びとなりました。
シモバシラという植物は、冬に茎から霜柱状の氷をつくる奇妙な特徴を持っています。ここではシモバシラがつくる様々な形の氷の写真を展示しました。自然の生み出す、氷の造形美をご堪能ください。また、他にも氷をつくる植物は沢山ありますが、その一つとして2017年11月に北海道・アポイ岳周辺でタデ科のオヤマソバが発見されました。しかし、シソ科のシモバシラと比較してみると、科も異なるだけでなく、そのルーツも大きく異なることが明らかになりました。違いから何が見えてくるのかを考えてみました。
2020年
10月10日(土)

2021年
1月7日(木)




「ひょうごの草原~人が育んだ草原と生き物の歴史~」

温暖湿潤な日本(兵庫県)では、草原は人の手による火入れや草刈りなどの管理によって維持されてきました。現在の兵庫県では、広大な草原はごく一部でしか見られず、あまり身近に感じられないかもしれません。しかし、ほんの数十年前まで、草原はとても身近な存在でした。縄文時代から20世紀前半までの長い間、人と草原は共生をしてきました。しかし、高度経済成長期の生活様式の変化によって、草原が利用されなくなり、そこにすむ生き物は危機的な状況に追い込まれてきました。今回の展示特別企画では、兵庫県の草原を取り上げ、草原とそこにすむ生き物の隆盛と衰退の歴史、また草原の保全について紹介します。
2020年
10月10日(土)

2021年
1月7日(木)




「植物画展 『いのちの輝き』田地川和子教室作品」

植物画教室の田地川和子講師と受講生12名が描いた、植物をテーマにした作品展示です。植物の持つ神秘的な造形の美しさや不思議な生命力を写真以上に細密に描き出した植物画をお楽しみいただければ幸いです。
2020年5月~12月の毎月1回
(※詳細はこちらをクリック)
※5月・6月・
9月は中止




収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」

兵庫県立人と自然の博物館には、開館以来収集してきた190万点近くの昆虫や動植物、岩石・化石などの自然史系の標本や古写真などの資料が収蔵されています。これらの標本には、タイプ標本と呼ばれる新種として登録するための唯一無二の基準標本をはじめとする学術的な新発見の基盤となった標本、生物の過去の分布状況を証明するための標本、絶滅危惧種の分布状況の証拠となる標本など貴重なものが含まれています。また、よく似た種類を比較分類するためのセットとして、生物の形状の美しさ・面白さを伝える展示物として、収蔵標本が活用されています。しかし、博物館の収蔵標本のすべてを館内に展示することは物理的にも保存面でも難しいため、現状ではその多くが収蔵庫に保管されています。標本資料の収蔵は博物館機能の核心部分にも関わらず、この様相は気楽に見学してもらうことができませんでした。
 そこで2018年度から、普段は見ることができない収蔵資料をテーマにもとづいて蔵出しする日を定め、収蔵資料から進化や自然、地球の成り立ち、まちの景観形成などについて読み解き方を解説するオープンセミナー「標本のミカタ」を始めました。今年度(2020年)も毎月1回、さまざまなテーマの全8回を予定しています。普段は、展示室でガラス越しにしか見ることができない標本を、この企画では、実物を直接見られる状態で数多く陳列し、顕微鏡などの実験道具を使って、研究員が解説いたします。専門的な内容も含めつつ、見学される方に合わせて丁寧に解説いたします。


2020年
11月3日(火・祝)

2020年
12月13日(日)




「大雨にそなえよう!総合治水ミニ企画展『知ろう!学ぼう!総合治水展』」

兵庫県では、平成24年に総合治水条例を制定し、河川や下水道を整備する「ながす」対策、校庭やため池などを活用して雨水を一時的に貯留したり、地下に浸透させたりする「ためる」対策、浸水が発生した場合でも被害を軽減する「そなえる」対策を柱とした『総合治水』に県民や市町とともに取り組んでいます。
この度、県民の皆様に総合治水について理解を深めていただくため、県立人と自然の博物館において、県下の工業高校と連携して製作した「ためる」対策の効果を見える化した模型や総合治水の役割・取組等を紹介したパネル、家庭用の雨水貯留タンクなどの展示を行います。
2020年
8月1日(土)

2020年
9月13日(日)




「頌栄短大植物標本コレクション~そんなに集めてどうするの~」

頌栄短大植物標本コレクションは、植物さく葉標本25万点からなる一大コレクションです。なぜそんな大量の標本が必要なのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、標本を長年蓄積することでわかること、見えてくることがあります。今回の企画展では世界に1点しかない貴重な標本や日本から絶滅した植物標本等、コレクション中で特に貴重な標本を展示する他、標本を沢山集めて何が明らかになるのか、わかりやすく展示します。
2020年
6月30日(火)

2020年
9月13日(日)



「世界最小の恐竜卵を発見!~篠山層群より発掘された獣脚類恐竜の卵・卵殻化石~」

2019年1~3月にかけて丹波市山南町において実施した大規模発掘調査により、発見した卵や卵殻片、並びに小型脊椎動物等の化石について、調査研究を進めたところ、これら卵殻化石には小型獣脚類恐竜の卵殻が4種類含まれ、内1種類は新卵属・新卵種、また内1種類は新卵種であることが明らかになりました。新卵属の化石は世界最小の恐竜卵と考えられています。この研究成果は論文にまとめられ、Cretaceous Research誌(査読付き国際学術雑誌)に投稿し、受理・出版されました。本論の出版を受け、当館にて臨時展示を実施します。
2020年
7月10日(金)

2020年
8月31日(月)



「絶滅危惧種ニッポンバラタナゴの保全に関する論文の出版」

ニッポンバラタナゴは日本固有の淡水魚ですが、外来亜種タイリクバラタナゴとの交雑が進み、純粋個体が激減しています。このため、環境省のレッドリストでは絶滅危惧IA類に、兵庫県のレッドリストでもAランクに指定されています。兵庫県では、すでに本来の生息環境だった河川からは姿を消してしまっています。本研究では、兵庫県の人工環境である「ため池」に生息する個体が、純粋なニッポンバラタナゴに極めて近いことを、高い精度で確認しました。この研究成果は論文として、Conservation Genetics誌から電子版が出版されました。これを受けて、当館にて臨時展示を行います。
2020年
6月12日(金)

2020年
8月31日(月)



「アジア初!海の地層で見つかった7200万年前の海鳥化石」

2014年7月、化石愛好家の桔梗照弘氏(相生市在住)によって、淡路島に分布する和泉層群から原始的な鳥類化石が発見されました。同標本につき、調査研究を進めたところ、ヘスペロルニス類と呼ばれる後期白亜紀に絶滅した海鳥であり、白亜紀末期の海の地層から産出したヘスペロルニス類としては、アジア初の化石記録となることが明らかになりました。この研究成果は論文にまとめられ、Cretaceous Research誌(査読付き国際学術雑誌)に投稿し、受理・出版されました。本論文の出版をうけ、当館にて臨時展示を実施します。
2020年
2月11日(火・祝)

2020年
8月29日(土)




「六甲山のキノコ展2020~野生のキノコの不思議な魅力~」

当館および兵庫県立御影高等学校が共同開催している本展示は、平成21年から今年で12回目の開催となります。六甲山には、多数の種類のキノコが生育していますが、身近な自然の構成物であるものの、あまり多くの人にその多様性は知られていません。これまで御影高校が総合的な学習の時間等の一環として調査研究を進めた結果、四季を通じて採取した標本は約500種近くになっています。今回の企画展では、これらを展示いたします。これだけの種類のキノコが一堂に展示される機会は、国内はもとより海外でもほとんどありません。この標本は、凍結乾燥と特殊樹脂の含浸といった特殊な技法を用いて製作されており、生育時と近い状態で保存することができます。また、併せて兵庫きのこ研究会で撮影されたキノコの生態写真についても展示します。標本になると、色や形が変形してしまいがちですが、標本と併せて写真を見ることで新たな発見があると思います。その他、これまで採集されたキノコの出現データを基に、特徴やパターンを解析した結果についても解説パネルで展示するとともに、体験コーナーとして4種類のキノコの香り体験コーナーも設けます。こうした展示を通じて、六甲山のキノコの高い多様性を知っていただくと同時に、野生のキノコの面白さを伝え、身近な自然の豊かさを実感していただくことを目的としています。
2020年
6月13日(土)

2020年
7月5日(日)




「里山に棲む―森の忍者―リス」

一般にリスというと北海道や信州など限られた地域でしか見られない動物というイメージがありますが、実は身近な里山(北摂地域の里山など)にも生息しています。しかしリスは警戒心が強く、じっくり観察することはなかなか難しく、まして撮影するとなると、かなりハードルが高くなります。
國定雄一氏は、森の中を忍者のように縦横無尽に走り回るリスに魅了され、写真・動画の撮影を続けてこられました。今回はこれらの写真・動画の中から特に魅力的なものを厳選して展示します。
三田市や川西市、箕面市など北摂地域の里山で出会ったホンドリス(ニホンリス)、北海道の厳しい寒さの中で逞しく生きるエゾリス、春になってお花畑の中を飛び回るエゾリスの生き生きとした姿をご紹介します。
2020年
3月20日(金・祝)

2020年
6月28日(日)




「植物画展 美しき日本の野山の植物」

ひとはく連携活動グループ「GREEN GRASS」は、1996年の結成以来、植物画の製作と展示を行ってきました。今回は、「GREEN GRASS」グループメンバーの作品に加えて、日本各地の植物画作家の作品を募り、日本の植物を感じることができる展示を開催します。
植物画作家22名の植物画45点に、人と自然の博物館所蔵の植物標本も合わせて、さまざまな野花の魅力を伝えます。また、植物画作家が作品を解説するギャラリートークも合わせて行います。
2020年
2月8日(土)

2020年
4月19日(日)




「ひとはく研究員展2020」

兵庫県立人と自然の博物館の研究員が日々行っている研究の活動内容やその最新動向を来館者に分かりやすく紹介し、調査・研究することの面白さを伝える「ひとはく研究員展」を本年度も実施します。
第5回目となる本年度は、来館者の目に触れる機会が少ない「調査・研究に関連する標本・資料」を合わせて展示します。これは、調査・研究の対象となった標本や資料を展示することで、標本や資料が教育普及や展示に役立つだけでなく、学術的にも価値が高いものであることを来館者の方々に広く理解いただくことを目的としています。
2020年
2月12日(水)

2020年
4月5日(日)




「異常巻アンモナイト、ノストセラス大集合」

淡路島から産出する化石「ノストセラス・ヘトナイエンゼ」は異常巻アンモナイトの1種で、始めは塔状に巻き、成長の後半では巻きが解けてU字形に垂れ下がる形の殻を持ちます。本種は北海道で産出した標本を基に記載・命名されましたが、北海道では稀にしか産出しないことから、その形態の詳細は十分に解明されていません。一方、淡路島の東部に分布する和泉層群北阿万層からはこの種の化石が比較的豊富に発見されています。今回の展示では、兵庫県立人と自然の博物館の連携活動グループである兵庫古生物研究会の会員が長年にわたる精力的な調査によって収集した「ノストセラス・ヘトナイエンゼ」の標本を一堂に会し、北海道や大阪の地層から産出した「ノストセラス」の標本も合わせて展示することで、個体による形のばらつきや、種類による形の違いに潜む未解明の謎に迫ります。

2019年

☆企画展タイトルをクリックすると詳細が表示されます。

期間   催    し  
2019年
12月14日(土)

2020年
1月5日(日)




写真展「植物シモバシラが魅せる氷の世界 -多様な形のふしぎ-」

世にも不思議な植物シモバシラ。冬に茎から氷が伸びて様々な形の氷の芸術作品をつくります。氷をつくる現象が、地面にできる霜柱と同じことから、この名前で呼ばれます。霜柱状の氷は、夜間に外気温が氷点下になると、土壌水が茎を伝って吸い上げられ、木部の表面から様々な形に伸びます。昼間融けて夜間に成長することを繰り返します。シソ科の多年草で木陰に生育し、関東以西の本州・四国・九州の太平洋側に分布します。
本企画は、一般の来場者に写真展を通じてシモバシラがつくる美しい氷の世界を見てもらい、多様な形がなぜできるのか?その謎を解き明し、植物の秘めた魅力や不思議な現象から科学に興味をもってもらうことが狙いです。
2019年
11月2日(土)

2020年
1月5日(日)




「化石の日」制定1周年記念展示「アワジの名がついたエビ類化石」

淡路島に分布する和泉層群から発見された十脚類の化石については、岐阜県の瑞浪市化石博物館の学芸員らの研究に使用され、本年3月にその論文が発表されました。この論文では化石産地「淡路」にちなみ「アワジスナモグリ属」が新たに命名され、兵庫県を代表する化石の1つになることが期待されることから、日本古生物学会が制定した「化石の日」の制定1周年を記念して、当館が所蔵する淡路島産の十脚類化石の展示を行います。
2019年
10月12日(土)

2020年
1月5日(日)




ひょうごのレッドリスト展 ~哺乳類・爬虫類・両生類・魚類~

兵庫県は1995年に、「兵庫の貴重な自然 -兵庫県版レッドデータブック-」を公表し、県に生息する野生動植物のほか、地形、地質、自然景観において、貴重性の程度の評価を行いました。その後、自然環境や野生生物の状況の変化や新たな知見の蓄積を反映させ、2003年には包括的な改訂が行われ、また2010年からは段階的な改訂が行われてきました。今回の企画展では、2017年に改訂された最新のレッドリストから哺乳類・爬虫類・両生類・魚類に注目し、解説パネルや標本・模型を使って紹介します。また、2017年の改訂後に得られた新知見も紹介し、今後のレッドリストに関する提案も行います。
さらに本企画では、訪れた方々に絶滅危惧種についてより強く関心を持っていただくため、爬虫類、両生類、魚類のいくつかの種について生体(生きている個体)の展示も予定しています。関連セミナーも開催することで、兵庫県における野生動物の現状を、わかりやすく発信します。
2019年
11月2日(土)

2019年
12月15日(日)




大雨にそなえよう!総合治水ミニ企画展「知ろう!学ぼう!総合治水展」

兵庫県では、平成24年に総合治水条例を制定し、河川や下水道を整備する「ながす」対策、校庭やため池などを活用して雨水を一時的に貯留したり、地下に浸透させる「ためる」対策、浸水が発生した場合でも被害を軽減する「そなえる」対策を柱とした『総合治水』に県民や市町とともに取り組んでいます。
この度、県民の皆様に総合治水について知り学んでもらうため、県立人と自然の博物館において、県下の工業高等専門学校や工業高校と連携して製作した模型や総合治水の役割・取組等を紹介したパネル、家庭用の雨水貯留タンクなどの展示を行います。また、模型を使った実験や雨の日を楽しむワークショップも併せて行います。
2019年
5月~12月の
毎月1回
(詳細はこちらをクリック)




収蔵資料スペシャル企画「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」

兵庫県立人と自然の博物館には、開館以来収集してきた190万点近くの昆虫や動植物、岩石・化石などの自然史系の標本や古写真などの資料が収蔵されています。これらの標本には、タイプ標本と呼ばれる新種として登録するための唯一無二の基準標本をはじめとする学術的な新発見の基盤となった標本、生物の過去の分布状況を証明するための標本、絶滅危惧種の分布状況の証拠となる標本など貴重なものが含まれています。また、よく似た種類を比較分類するためのセットとして、生物の形状の美しさ・面白さを伝える展示物として、収蔵標本が活用されています。しかし、博物館の収蔵標本のすべてを館内に展示することは物理的にも保存面でも難しいため、現状ではその多くが収蔵庫に保管されています。標本資料の収蔵は博物館機能の核心部分にも関わらず、この様相は気楽に見学してもらうことができませんでした。
そこで昨年度から、普段は見ることができない収蔵資料をテーマにもとづいて蔵出しする日を定め、収蔵資料から進化や自然、地球の成り立ち、まちの景観形成などについて読み解き方を解説するオープンセミナー「標本のミカタ」を始めました。今年は毎月1回、さまざまなテーマの全8回を予定しています。普段は、展示室でガラス越しにしか見ることができない標本を、この企画では、実物を直接見られる状態で数多く陳列し、顕微鏡などの実験道具を使って、研究員が解説いたします。専門的な内容も含めつつ、見学される方に合わせて丁寧に解説いたします。
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2019年
7月13日(土)

2019年
9月29日(日)




コレクション展「石ころズラリ~美しい鉱物から珍しい岩石まで~」

人と自然の博物館には、日本や世界の各地で採取された鉱物・岩石の標本が多数収蔵されています。その中には、見事な形や色彩をもつ鉱物の結晶、閉山あるいは休山した鉱山でかつて採掘された貴重な鉱石、地球の成り立ちを知るのに欠かすことのできない重要な岩石などが含まれます。本展示では、こうした鉱物・岩石コレクションを展示し、石の美しさ、多様性、不思議な性質などを紹介します。
また、展示期間中には、本展示に関連するイベントも開催します。3回のギャラリートークに加え、8月12日(月・振替休日)には、昨年度より実施している「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」として、「地球のカケラから何がわかる?~岩石・鉱物の科学~」を開催します。
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2019年
7月13日(土)

2019年
9月1日(日)




但馬牛博物館×ひとはくコラボ展「但馬牛のひみつと牧場公園の自然」

昔から但馬牛は兵庫県但馬地方で飼われていた牛です。農耕を手助けしただけでなく、子牛の生産や田んぼ使う肥料を供給して農家の暮らしを支え、家族同然の深い絆で結ばれていました。「但馬牛ってなに?」「但馬牛はオンリーワンってどういうこと?」「但馬牛のルーツは?」これらのテーマに沿って但馬牛を紹介するとともに、但馬牧場公園と周辺の昆虫や植物、化石についても紹介します。
tajima2019

2019年
4月27日(土)

2019年
6月2日(日)





「篠山層群恐竜・鳥類卵化石発掘調査の成果報告」

兵庫県立人と自然の博物館では、丹波竜発掘現場近くにおいて、2019年1月から3月まで恐竜・鳥類卵化石発掘調査を実施しました。試掘時に現場保存した標本を採集し、またその周辺エリアの調査をボランティアと協働で実施しました。その結果、卵・卵殻に加え、小動物、恐竜類の歯などを含む、約1000点の標本が発見され、少なくとも4タイプの卵殻化石が確認されたことから、緊急速報展を実施します。
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2019年
2月11日(月・祝)

2019年
5月31日(金)




「六甲山のキノコ展2019」

展示では、特殊な処理を施したキノコの標本に加えて、生態写真を100点製作しました。標本になると、どうしても色や形が変形してしまいがちですが、標本と併せて写真を見ることで新たな発見があると思います。これ以外にも、毒キノコや菌のタイプ別にみた出現パターンや生態についてもご紹介いたします。展示に活用するキノコは、よく見られる種類やきわめて希少なものなどに区分して配置するほか、その特徴や発生時期、気温や雨量との対応関係に関する研究成果の報告、また人間生活や文化との関わりなどを含めた解説パネルを展示します。体験コーナーとして、4種類のキノコの香り体験コーナーも設けます。また、部員による一押しキノコもピックアップしました。こうした展示を通じて、六甲山のキノコの高い多様性を県民に知ってもらうと同時に、野生のキノコの面白さを伝え、身近な自然の豊かさを実感してもらうことを目的としています。
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2019年
2月9日(土)

2019年
4月21日(日)




「ひとはく研究員展2019」

県立人と自然の博物館の研究員が日々行っている研究の活動内容やその最新動向を来館者にわかりやすく紹介し、調査・研究することの面白さを伝える「ひとはく研究員展」を本年度も実施します。
第4回目となる本年度は、来館者の目に触れる機会が少ない「調査・研究に関連する標本・資料」をあわせて展示します。これまでのパネルのみの展示に加え、調査・研究の対象となった標本や資料を展示することで、標本や資料が教育普及や展示に役立つだけでなく学術的にも価値が高いものであることを、来館者の方々に広く理解いただくことを目的としています。
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2018年

☆企画展タイトルをクリックすると詳細が表示されます。

期間 催    し
2018年
6月10日(日)

2019年
2月11日(月‣祝)
収蔵資料展 収蔵資料スペシャル企画 「標本のミカタ~コレクションから新しい発見を生み出す~」

兵庫県立人と自然の博物館には、開館以来25年をかけて収集した160万点近くの昆虫や動植物、岩石・化石などの自然史系の標本や古写真などの資料が収蔵されています。これらの標本には、タイプ標本と呼ばれる新種として登録するための唯一無二の基準標本をはじめとする学術的な新発見の基盤となった標本、生物の過去の分布状況を証明するための標本、絶滅危惧種の分布状況の証拠となる標本など貴重なものが含まれています。また、良く似た種類を比較分類するためのセットとしてや、生物の形状の美しさ・面白さを伝える展示物として、様々な場面で収蔵標本が活用されています。しかし、博物館の収蔵標本のすべてを館内に展示することは物理的にも保存面でも難しいため、現状ではその多くが収蔵庫に保管されています。標本資料の収蔵は博物館機能の核心部分にも関わらず、この様相は気楽に見学してもらうことができませんでした。
 そこで今年度から、普段は見ることができない収蔵資料をテーマにもとづいて蔵出しする日を定め、収蔵資料から進化や自然、地球の成り立ち、まちの景観形成などについて読み解き方を解説するオープンセミナー「標本のミカタ」を始めます。毎月第2日曜日に開催し、テーマをちがえて全8回を予定しています。普段は、展示室でガラス越しにしか見ることができない標本を、この企画では、実物を直接見られる状態で数多く陳列し、顕微鏡などの実験道具を使って、研究員が解説いたします。専門的な内容も含めつつ、見学される方に合わせて丁寧に解説いたします。関連のイベント・解説も同時に開催することで、標本が存在する意義を多様な観点からわかりやすく発信します。
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2018年
12月8日(土)

2019年
1月6日(日)
ミニ企画展 ミニ企画展と観察会「あ~らふしぎ! 植物シモバシラから氷がのび~る」

 世にも不思議な植物シモバシラ。冬に茎から氷が伸びて様々な形の氷の芸術作品をつくります。氷をつくる現象が、地面にできる霜柱と同じことから、この名前で呼ばれます。氷は、夜間に外気温が氷点下になると、土壌水が茎を伝って吸い上げられ、木部の表面から様々な形に伸びます。昼間融けて夜間に繰り返しできた後、地上の茎は分解してなくなり、地下茎が残って春に芽を出します。シソ科の多年草で木陰に生育し、関東以西の本州・四国・九州の太平洋側に分布します。本企画は、一般の来場者に写真展を通じてシモバシラがつくる美しい氷の世界を見てもらい、植物の秘めた魅力や不思議な現象から科学に興味をもってもらうことが狙いです。また、観察会を通じて氷の実物を観察し、写真を撮って面白さを体験してもらい、科学の話で氷の不思議についてなぞを解き明します。
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2018年
11月18日(日)

2019年
1月6日(日)

ニ企画展
「植物って すばらしい -植物多様性講座受講生による植物写真展-」

 植物にはさまざまな種類があり、性質や生育する環境も多様で、その花や枝葉などもそれぞれ独特の形や色を持っています。県立人と自然の博物館における一般セミナーとして、今年度5回にわたり実施を行う「植物多様性講座-植物写真を撮って展示しよう」では、受講者自身がいろいろな植物を見たり調べたりして、植物のおもしろさ、多様さ、不思議などを見つけてきました。今回の展示は、それらのすばらしい植物の姿を写真パネルにして展示し、来館者の皆さんに見てもらおうとするものです。受講者が数ある植物の中からこれはと思うものを選び、自身で撮影した植物写真を写真パネルにして展示します。来館者に何を見てもらいたいか各自のテーマを考え、良い写真が撮れるように写真の撮り方も少し勉強して野外での写真撮影に挑戦し、写真パネルづくりも各自の手で行いました。パネルの説明文には、その植物を撮影した思いや撮影の苦労、楽しさなどを受講者自身の言葉で書き加えています。本写真展で、すばらしい植物の姿をお楽しみください。 
2018年
10月6日(土)

2019年
1月6日(日)
展示特別企画 「ひょうご五国の自然展」

兵庫県は日本海、瀬戸内海、太平洋に囲まれ、温暖な淡路から多雪で知られる但馬まで、様々な気候・環境が揃った自然豊かな県です。本展示は、ひょうごの自然の豊かさをより多くの方に知っていただくと共に、ふるさと・地域の自然に親しみ、学ぶきっかけづくりを進めることを目的に、主として収蔵資料(標本、剥製、レプリカなど)を用い、五国の自然の特徴や希少な生きものなどについて紹介・解説します。展示期間中には関連セミナーも実施します。
 
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2018年
10月6日(土)

2019年
1月6日(日)

ニ企画展
『宮沢賢治の鳥』原画展 舘野鴻の描く細密画と鳥の標本の世界

画文集『宮沢賢治の鳥』(岩崎書店、平成29年)は、国松俊英氏の解説と絵本作家舘野鴻(たてのひろし)氏による細密画で、宮沢賢治の童話や詩に登場する鳥たちの謎を解き明かした作品です。宮沢賢治の自然への思いや、小さな生き物への愛情を伝えます。
 本展示では、作品に用いられた原画22点と、原画に登場する鳥の剥製をならべて展示します。描かれた鳥の姿を剥製と見比べながら、宮沢賢治の童話の世界に思いを馳せていただけたらと思います。
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2018年
9月15日(土)

2018年
10月14日(日)
緊急速報展 「世界に1点 コウベタヌキノショクダイ標本」

 兵庫県立人と自然の博物館に収蔵されていた標本が、神戸大学末次健司特命講師らの研究グループにより新種コウベタヌキノショクダイと判明しました。
 記載論文の発表に合わせ、世界に1点しかない当該標本を展示いたします。残念ながらコウベタヌキノショクダイが発見された場所は既に開発されており、絶滅の可能性が示唆されています。絶滅したと思われる植物が博物館標本に基づき新種として記載されるということは、いかに標本が生物多様性の理解のために大切な役割を果たしているかを物語っています。
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2018年
9月15日(土)

2018年
9月30日(日)

ニ企画展
豪雨にそなえよう!総合治水ミニ企画展「みんなで取り組む総合治水展」in 県立人と自然の博物館

 
兵庫県では、平成24年に総合治水条例を制定し、市町や県民とともに「ながす」、「ためる」、「そなえる」を柱とした『総合治水』を推進しています。この度、総合治水の役割や実際の取組状況について、県民に知ってもらうため、県立人と自然の博物館において、県下の工業高校や高専と連携して製作した模型等の展示や、雨水貯留タンクなどの展示を行います。また、模型実験と解説も併せて行います。
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2018年
7月7日(土)

2018年
9月30日(日)


クシ
ョン展
コレクション展「美しき蝶たちとの出会い-江田コレクション展2018」

 
江田コレクションは、幼少期を芦屋市で過ごした江田茂氏が収集した昆虫標本27万点余りのコレクションです。この中には、世界中から集められた蝶類標本約10万7千点が含まれており、個人コレクションとしては日本屈指の規模です。今年度、江田コレクションの中から、美術品のように美しい蝶、珍奇な姿の蝶、不思議な生態の蝶など選りすぐり、収蔵資料展を実施します。
 

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2018年
4月27日(金)

2018年
7月1日(金)




「篠山層群からみつかった小さな植物化石」

 
篠山層群は丹波竜や角竜類が産出したことで知られていますが、篠山市に分布する篠山層群上部層からは植物化石が産出します。この植物化石の研究が金沢大学の山田敏弘准教授によっておこなわれ、得られた13種の植物のうち1種が新種であることが明らかになりました。
この研究成果は論文としてまとめられ、日本古生物学会英文誌「Paleontological Research」に投稿・受理・出版されました。これらの研究に用いられた182点の標本は平成25年(2013年)に人と自然の博物館に寄贈されたものです。記載論文の出版を記念して、植物化石の実物を展示しパネル等で紹介します。
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2018年
2月11日(日・祝)

2018年
5月25日(金)




「六甲山のキノコ展2018~野生のキノコの不思議な魅力~」

 当館および兵庫県立御影高等学校、兵庫きのこ研究会が共同開催している本展示は、平成21年から今年で10回目の開催となります。毎年、少しずつ新たな資料や研究成果が追加されています。六甲山には、多数の種類のキノコが生育していますが、身近な自然の構成物であるものの、あまり多くの人にその多様性は知られていません。今回の展示では、これまで10年間かけて御影高等学校が総合学習等の一環として調査研究を進めてこられた結果、四季を通じて採取した標本約500種600点余りを得ることができました。これらすべてを展示いたします。これだけの種類のキノコが一堂に展示される機会は、国内はもとより海外でもほとんどありません。この標本は、凍結乾燥と特殊樹脂の含浸といった特殊な技法を用いて製作されており、生育時と近い状態で保存することができます。
 
今年は、キノコを野外で撮影した生態写真を新たに100点製作しました。標本になると、色や形が変形してしまいがちですが、標本と併せて写真を見ることで新たな発見があると思います。これ以外にも、様々な毒キノコや菌のタイプ別にみた出現パターンや生態についてもご紹介いたします。展示に活用するキノコは、よく見られる種類やきわめて希少なものなどに区分して配置するほか、その特徴や発生時期、気温や雨量との対応関係に関する研究成果の報告、また人間生活や文化との関わりなどを含めた解説パネルを展示します。体験コーナーとして、4種類のキノコの香り体験コーナーも設けます。こうした展示を通じて、六甲山のキノコの高い多様性を県民に知ってもらうと同時に、野生のキノコの面白さを伝え、身近な自然の豊かさを実感してもらうことを目的としています。
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2018年
2月11日(日・祝)

2018年
4月22日(日)


25





国際共同特別展示「最古の石器とハンドアックス―デザインの始まり

 アフリカ、とりわけエチオピアは、人類起源期から人類進化の各段階の、世界を代表する化石記録を産出しています。また、最古の確固たる打製石器、最古の「デザイン」された石器、出アフリカを成し遂げた人々の石器などが知られています。
平成29年度に、東京大学総合研究博物館とエチオピア国立博物館の部局間協定のもと、エチオピア文化観光省文化遺産調査保全庁の取り計らいにより、これら世界水準の文化遺産である原研究標本をエチオピアから一時借用し、特別に展示する機会を得ました。これは、諏訪元(東京大学総合研究博物教授/館長)氏による1980年代以来のエチオピアにおける古人類学共同研究の賜物です。
 兵庫県立人と自然の博物館の研究員も1994年より、化石や石器の地質年の解明や古人類を含む哺乳動物の生息環境の推定などの分野で、この共同研究に深く関わってきました。そこでこの稀少な機会に、兵庫県立人と自然の博物館においてエチオピアの貴重な石器を展示し、古人類学研究の成果を県民に広く発信する国際共同特別展示を企画、開催します。
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2018年
2月11日(日・祝)

2018年
4月22日(日)


25





「エチオピア調査写真25選」

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)は、今年度で25周年を迎えています。動物や植物、化石など様々なテーマについて、ひとはく研究員が自らの研究分野の中から、開館25周年にちなんで25点を選んで展示します。4期に分けて実施してきた最後となる冬の部は、本展示を行います。
 
当館主任研究員の加藤茂弘は、2004年より諏訪元(東京大学総合研究博物館教授/館長)氏とともに東アフリカ大地溝帯北部を占めるエチオピアのチョローラ遺跡において、人類の起源に深く関わる類人猿化石の調査を続けてきました。本展示では、チョローラ遺跡における化石調査のようすや化石産地の地形・地質をはじめ、エチオピア中部のさまざまな自然・人文風景を撮影した写真を展示します。写真展示を通して、日本とは大きく異なるエチオピアの自然環境や人となり、そして化石調査のおもしろさを感じて頂ければ幸いです。
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2018年
2月12日(月・祝)

2018年
4月8日(日)
ミニ企画
「淡路島のモササウルス類」

 人と自然の博物館の連携活動グループとして活動している兵庫古生物研究会は、主要事業として淡路島東部に分布する和泉層群北阿万層(約7千万年前に海底に土砂が堆積して出来た地層)の調査を行っています。
 
昨年1月に行われた兵庫古生物研究会の定期調査でモササウルス類の保存の良い歯骨が発見されました。淡路島では初めての歯骨に数本の歯が並ぶこの標本の公開に加えて、過去に淡路島から産出した"モササウルス類"とされる標本をそれぞれの所蔵者の協力を得て合わせて展示紹介いたします。
 
"モササウルス類"は恐竜時代の白亜紀後期の"海の王者"との異名をもつ体長が最大10mにも達した海棲のトカゲ類で、恐竜ではありません。近畿地方の中生代白亜紀末に堆積した地層からはこれまでに多くの"モササウルス類"の化石の産出が報告されていて、大阪府の和泉山系の和泉層群では1980年代から産出が知られ、また和歌山県の外和泉層群では、2006年とそれに続く発掘調査でほぼ全身骨格の発見があり、香川県の和泉層群とされる地層からも歯骨等が知られています。
 
兵庫古生物研究会の北阿万層の調査地域では、多くの軟体動物(アンモナイト・貝類)、棘皮動物(ウニ・ヒトデ)、甲殻類(カニ・エビ)、サメ類をはじめとした魚類、ウミガメ類等の海棲動物の化石に加えて陸上から当時の海に流れ込んだ陸上の植物(広葉樹類)およびこれらを食べていた植物食恐竜の化石も産出しています。兵庫古生物研究会として、今後も継続的に調査を行い、白亜紀末の陸・海の生物相を徐々に明らかにしていきたいと思っています。

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2018年
2月11日(日・祝)

2018年
4月8日(日)


速報展
「トンネルから見つかった恐竜-篠山層群の角竜類-」

 人と自然の博物館の連携活動グループとして活動している兵庫古生物研究会は、主要事業として淡路島東部に分布する和泉層群北阿万層(約7千万年前に海底に土砂が堆積して出来た地層)の調査を行っています。兵庫県篠山市および丹波市内の4箇所において下部白亜系篠山層群大山下層(約一億一千万年前)から恐竜等の脊椎動物化石がこれまで発見されています。これらに加え新たに現在工事中の篠山市と丹波市をむすぶトンネルの篠山市側工区(川代第一トンネル)および丹波市山南町上滝において新たな篠山層群の化石産出地点が発見されました。
 
本緊急速報展では、これら新産地から発見された化石のうち特に角竜の化石にスポットをあてて展示します。篠山層群からはこれまでも篠山市宮田および西古佐で角竜の化石が発見されていますが、今回の発見された化石を合わせると保存良好な篠山層群産角竜化石は8点となりました。国内でこれほど多くの角竜の化石が発見される場所は他になく、今後トンネル工事で出た岩砕を調べればさらに多くの角竜の化石が発見されると期待されています。篠山層群産角竜類は角竜類の中の中核的なグループであるネオケラトプス類に属し、その中でも原始的な種類です。今後の調査で化石資料が増加すればネオケラトプス類の初期進化について貴重な知見が日本産化石から得られることでしょう。


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2017年

☆企画展タイトルをクリックすると詳細が表示されます。

期間 催    し
2017年
10月28日(土)

2018

1月8日(月・祝)





「北但層群産の魚類化石群標本

 兵庫県豊岡市日高町万場に露出する層灰岩(火山灰に泥が混じったものが数ミリの厚さで何層にも堆積した岩石)の中には、以前から魚類化石が産出することが知られていました。1990年8月に万場で行われた工事にあわせて、北但層群化石研究会や近畿地学会有志の方々の協力のもと、魚類化石を含む長さ175㎝、幅94㎝、厚さ30㎝にもなる大型ブロックの切り出しを行いました。この大型ブロックは、しばらく博物館に保管した後、当館に恐竜ラボが設立されたことに伴い、2016年1月から4月にかけて剖出作業を行いました。

 剖出作業は、層灰岩の底面に付着していた軽石の層を除去することから開始しましたが、層灰岩の層はきれいな一枚岩ではなく細かく割れた状態でした。それで、細かく割れた小ブロックを位置関係を記録しながら取り出し、実体顕微鏡下で剖出を進め、パネル(長さ125㎝、幅55㎝)上に配置し直して石膏で固定し、展示用のケ―ス(長さ137㎝、幅85㎝、高さ109㎝)にはめ込みました。なお今回使用した小ブロックは層灰岩のブロック全体の6分の1程度となります。
 剖出作業によってえられた個々の魚類化石の保存状態はあまり良好でなく、現状ではニシン科以上の同定は困難です。しかし、約1600万年前にニシン科魚類が繰り返し大量死し埋没した状態が層灰岩の中に保存されているのは、古環境を考える上で重要となります。将来魚類の同定が進めば、当時の魚類相を知る上でも貴重な資料となります。

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2017年
10月7日(土)

2018年
1月8日(月・祝)

館25周




 ひとはく研究員のいちおし25選(秋の部)
 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)は、今年度で25周年を迎えます。動物や植物、化石など様々なテーマについて、ひとはく研究員が自らの研究分野の中から、開館25周年にちなんで25点を選んで展示します。この開館25周年記念展示は、初夏・夏・秋・冬の4期に分けて実施します。秋の部は、次の期間と場所で3つの展示を行います。
「岩槻名誉館長が選ぶシダ25選」
岩槻名誉館長の最狭義の研究課題はシダ植物の種多様性の解析です。シダ植物の何が研究材料として魅力的だったのか、ひとはく開館25周年記念の特別企画として、25種のシダを選んでその魅力を語ります。幼いころの山菜採りで出合ったシダ植物、中学・高校時代のクラブ活動におけるシダ、大学・大学院時代にシダを材料とした研究に専念しようと思ったきっかけ、研究活動で実際に活用した種など、およそ1万種の現生種から選んだ25です。
「中瀬館長が選ぶ"にわ"25選」

 "にわ"は人々の暮らしとともにあり、自然の美しさや季節の移ろいを感じる場として古くから親しまれ、我が国独自のにわ"日本庭園"の文化と技術が育まれ、継承されています。
今回の展示会では、当館が25周年を迎えることから、館長中瀬が訪れた全国の素晴らしいにわの中から25のにわを選りすぐって写真を展示します。

「ボタニカルアートでみる日本の固有植物25選」

 兵庫県では約2400種の在来植物が確認されており、そのうち約500種(全体の約1/5)が日本固有種です。ひとはくでは、開館以来25年間かけてこれらの多くの標本を収集し、当館収蔵庫に収蔵しています。
本展示では、日本の固有植物のうち兵庫県に分布する25種(兵庫県固有種であるハリママムシグサArisaema minusを含む)について、美しい彩色画や緻密な線画(ボタニカルアート)と植物のさく葉標本※により紹介します。植物のさく葉標本だけではなかなか伝わりにくい生育時の活き活きとした様子や、小さな花の内部の微細構造など、固有種の千差万別の魅力をお楽しみください。



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2017年
10月7日(土)

2018年
1月8日(月・祝)
収蔵資料展 「ひょうごの針葉樹」

 兵庫県には現在、マツ科、マキ科、ヒノキ科、イチイ科に属する計16種の針葉樹が自生しています。本展示では、これら県下でみられる針葉樹と過去にみられた針葉樹を主な対象に、形態や生態の特徴、歴史、樹林の現状、利用と文化などについて、様々な収蔵資料と共に紹介します。

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2017年
7月1日(土)

2018年
1月8日(月・祝)

緊急速報展

「ヒアリとアカカミアリ

 平成29年5月26日に国内で初めて尼崎市で確認されたヒアリは、危険な外来生物です。その後の緊急調査により神戸港でもヒアリとアカカミアリが確認されています。

 ヒアリとアカカミアリは攻撃性が高く、刺されると非常に激しい痛みがあり、アレルギー反応を引き起こすこともあります。こうした被害を未然に防ぐための啓発の一環として標本を展示し、在来種との見分け方等をパネルで解説する速報展を開催します。

2017年
7月15日(土)

10月15日(日)






「ブリキのカメ展ーカメの玩具にあらわれる外来種の影響
戦前、日本本土の野外に広く見られたカメは、ニホンイシガメ、クサガメ、それにニホンスッポンの3種のみで、これらはいずれも、褐色や灰色を基調とした地味な体色をしています。ところが戦後になると、米国から、派手な色合いのミシシッピアカミミガメの幼体が「ミドリガメ」の商品名で多数輸入されるようになりました。このカメはやがて逃げ出したり遺棄されたりして野外の至る所で繁殖し、今では多くの場所でその数において、戦前からいた他のカメを圧倒する存在となっています。
 この展示では、収集家の方によって集められたカメの玩具を経時的に並べ、時代とともにその色合いが、ちょうど上記のような野外で見られるカメ類の変遷に対応して、地味なものから派手なものへと変わってきている様子をご覧頂きます。

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2017年
9月23日(土)

10月1日(日)




画展

「みんなで取り組む総合治水展」
兵庫県では、近年の頻発する集中豪雨や局地的大雨に対し、これまでの治水対策だけでは対応が困難なことから、平成24年度に全国に先駆けて総合治水条例を施行しました。「ながす」、「ためる」、「そなえる」の3つの観点から、河川・下水道での対策、雨水の流出を抑制する流域対策、浸水時の被害を軽減する減災対策が県内の各地で実施されつつあります。こうした兵庫県が取り組む総合治水が果たす役割や取り組みの実際の状況について、模型や資材を用いて解説します。

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2017年
9月16日(土)

10月1日(日)






「関西の活かしたい自然エリア」
平成28年11月に関西広域連合が公表した「関西の活かしたい自然エリア」の普及啓発を目的として、自然エリア選定事業の意義と、選定された23エリアの選定理由と範囲と代表的な貴重な自然環境の場所を示した地図を解説するパネルを展示します。特に兵庫県域を含む自然エリアについては、そのエリアを代表する生物の標本も併せて展示します。

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2017年
7月15日(土)

9月10日(日)

開館25周年
記念展示

「ひとはく研究員のいちおし25選(夏の部)」

 兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)は、今年度で25周年を迎えます。動物や植物、化石など様々なテーマについて、ひとはく研究員が自らの研究分野の中から、開館25周年にちなんで25点選んで展示します。この開館25周年記念展示は、初夏・夏・秋・冬の4期に分けて実施します。夏の部は、12の展示を行います。

「植物の『○○ で かお』って、どんな かお?」担当:小舘誓治・高橋 晃
「和田研究員が選ぶ兵庫のイカ・タコ類25選」担当:和田年史
「フロアスタッフのおしごと25選」担当:上田雄一郎
「これってアリ?橋本研究員が選ぶアリに化けるクモ写真25選」担当:橋本佳明
「山内研究員が選ぶ衛生動物25選」担当:山内健生
「髙橋研究員が選ぶ花25選-美しい色と形」担当:髙橋晃
「髙橋研究員が選ぶ木材組織25選-ミクロの美デザイン」担当:髙橋晃
「藤井研究員が選ぶ兵庫の水草25選」担当:藤井俊夫
「藤井研究員が選ぶ兵庫の湿性カヤツリグサ25選」担当:藤井俊夫
「藤井研究員が選ぶ兵庫の外来植物25選」担当:藤井俊夫
「古谷研究員が選ぶ小さな化石が見つかった学校・児童館・幼稚園25選」担当:古谷裕
「こわい?かわいい??ひょうごの妖怪25選」担当:大平和弘

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2017年
4月29日(土・祝)

7月9日(日)

トピ
ックス展

「海を渡った日本庭園

日本が誇る文化の1つである日本庭園は、海外でも愛され、多くの庭園の参考とされています。人と自然の博物館や関連施設には、1700年代に作られた茶室・庭の図面や、1900年代前半に確立した雑木の庭の写真集など、多くの庭園資料が収蔵されています。

国際交流の一環として、海外で作られた日本庭園も多くあります。兵庫県の姉妹提携先である米国ワシントン州では、雑木の庭の創始者である飯田十基(いいだじゅうき)と、公共緑地を多くつくった井下清(いのしたきよし)が1959年に設計したシアトル日本庭園(Seattle Japanese Garden)があり、市民から愛されています。
この展示では、海を渡った日本庭園・シアトル日本庭園の美しさを、収蔵資料と共に紹介します。

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2017年
6月3日(土)

7月2日(日)

開館25周年記念展示

「高校生が選ぶ六甲山のキノコ25選」

兵庫県立人と自然の博物館では、これまで兵庫県立御影高等学校および兵庫きのこ研究会と協力して、平成21年から毎年2月から5月にかけて、ミニ企画展「六甲山のキノコ展」を開催しています。今年も、5月末まで六甲山で採集したキノコ約500種を展示し、好評のうちに終了いたしました。これに引き続いて、この展示会で活用した標本のなかから25種類に焦点を当てて展示します。
当館は今年で25周年を迎え、この数字にちなんで、兵庫県立御影高等学校の生徒が様々な観点から25種類を選び、その理由やエピソードを交えて紹介していきます。長年、色々なところで活動してきた高校生たちが選んだユニークなキノコをぜひご覧ください。

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2017年
6月3日(土)

7月2日(日)

開館25周年記念展示

「黒崎先生が選ぶ、拡大して眺める頌栄標本25選」

頌栄短期大学におられた福岡誠行・黒崎史平両先生が40年かけて作り上げた25万点の植物標本コレクションは、同定の確かさで有名な日本屈指のコレクションであり、2012年人と自然の博物館に寄贈されました。今回博物館開館25周年にちなんで、頌栄標本の中から特に面白いエピソードがあるものを25点黒崎先生に選んで頂き、スキャンして拡大した画像をエピソードと一緒に展示いたします。ただの枯れ草、押し葉と思われがちですが、植物標本には採った人、整理した人、研究した人、色々な人の思いが詰まっています。その一端を感じて頂ければと思います。

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2017年
2月11日(土・祝)

2017年
5月26日(金)

ミニ企画展

「六甲山のキノコ展2017~野生のキノコの不思議な魅力~」
この展示は、当館および兵庫県立御影高等学校、兵庫きのこ研究会との共同開催となります。平成21年から今年で9回目の展示会の開催となります。毎年、少しずつ新たな資料や研究成果が追加されています。六甲山には、多数の種類のキノコが生育していますが、身近な自然の構成物であるものの、あまり多くの人にその多様性は知られていません。今回の展示では、これまで10年間かけて御影高等学校が総合学習等の一環として調査研究を進めてこられた結果、四季を通じて採取した標本約500種600点余りを得ることができました。これらすべてを展示いたします。これだけの種類のキノコが一堂に展示される機会は、国内はもとより海外でもほとんどありません。この標本は、凍結乾燥と特殊樹脂の含浸といった特殊な技法を用いて製作されており、生育時と近い状態で保存することができます。今年は、キノコを野外で撮影した生態写真を新たに100点製作しました。標本になると、色や形が変形してしまいがちですが、標本と併せて写真を見ることで新たな発見があると思います。これ以外にも、様々な毒キノコや菌のタイプ別にみた出現パターンや生態についてもご紹介いたします。展示に活用するキノコは、よく見られる種類やきわめて希少なものなどに区分して配置するほか、その特徴や発生時期、気温や雨量との対応関係に関する研究成果の報告、また人間生活や文化との関わりなどを含めた解説パネルを展示します。体験コーナーとして、4種類のキノコの香り体験コーナーも設けます。こうした展示を通じて、六甲山のキノコの高い多様性を県民に知ってもらうと同時に、野生のキノコの面白さを伝え、身近な自然の豊かさを実感してもらうことを目的としています。

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2017年
2月21日(火)

2017年
4月23日(日)



ックス展

「兵庫県で見つかる『トリュフ』の仲間」
キノコは地上にはえるものばかりではなく、中には一生のほとんどを地面の下で過ごすキノコもあり、それらは地下生菌と呼ばれています。地下生菌の中では、クロマツ(黒松)と共生するショウロ(松露)が昔から食用にされてきましたが、他にもトリュフの仲間が何種類か兵庫県を含む国内に分布することが最近知られるようになってきました。今回の展示では三木市吉川町で昨年12月に見つかった白トリュフの仲間を中心に、これまで知られている地下生菌の主な種について、乾燥標本と写真を使って紹介します。身近な自然の中に意外な生物が成育していることを実感していただくのが今回の展示の趣旨です。

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2017年
2月11日(土・祝)

2017年
4月2日(土)

ミニ企画展

「ひとはく研究員展2017「ひとはくの今」」
展示室の裏側にある研究室ではどんなことが行われているのか。来館者の方々に直接見ていただくことは出来ないが本当は博物館の肝としての活動である博物館の研究員が日々行っている研究の、最新動向を来館者にわかりやすく紹介し、調査・研究することの面白さを伝えます。

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2017年
2月12日(日)

2017年
4月1日(土)

ミニ企画展

「淡路島の和泉層群北阿万層の化石調査」
人と自然の博物館の連携活動グループとして活動している兵庫古生物研究会は会員22名で、兵庫県内を中心に化石調査を行っています。本会は発足以来、主要事業として淡路島東部の和泉層群北阿万層の調査を定期的に行ってきました。今回の展示では、これまでの成果として、北阿万層の化石群を展示し、加えて、地層や化石産状についても公開します。
北阿万層は今から約7000万年前の中生代白亜紀末に比較的深い海底で堆積した地層です。ここからは海生生物だけでなく、植物や恐竜といった陸上の生物も見つかり、会員によってアンモナイト、貝類、棘皮動物、甲殻類、魚類、恐竜を含む爬虫類などの多様な生物の化石が採集されています。北阿万層が堆積した中生代白亜紀末は現代型生物が増えてくる時期で、広葉樹の葉化石が多くみられる一方で、絶滅した中生代型生物も栄えており、パキディスカスのような正常巻きアンモナイト以外にもノストセラスやゾレノセラスといった異常巻きアンモナイト、そして絶滅した大型二枚貝であるイノセラムスや大型のカサガイであるアニソミオンなどもみられます。特にノジュールの中にきれいに保存されたエビやカニの化石は特筆されるものでしょう。北阿万層は主にタービダイトと呼ばれる海底を流れ下る土石流の末端の堆積物からできていますが、それらは砂岩と泥岩が繰り返す砂岩泥岩互層としてみられます。しかし、淡路島東側では特に泥岩層が厚く見られ、厚い泥岩層は比較的静穏な環境で堆積するので、堆積場は陸上や浅い海から流れ込んだ生物の遺骸が掃き溜りやすい場所であったと思われます。かつ、海底土石流の末端が到達して急速埋没が起こり、通常なら失われやすいエビやカニなどの化石もノジュールの中にきれいに保存されているのです。今後も会として継続的に調査を行い、白亜紀末の陸・海の生物相を徐々に明らかにしていきたいと思っています。

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2016年

☆企画展タイトルをクリックすると詳細が表示されます。

期間 催    し

2016年
12月9日(金)

2017年
1月9日(月・祝)

ミニ企画展

「驚異の螺旋生物 魅力あるカタツムリの世界」
「貝殻展示」だけになりがちな「カタツムリ」の展示ですが、今回の展示では、工芸作家の河野甲さんと共に高度な造形技術によって創作された軟体部分をつけて、リアルなカタツムリの姿を再現し、芸術と生命の融合をはかりました。これまでとはちょっと違った視点でカタツムリの魅力に触れ、カタツムリと人と自然の素敵な関係を探ります。近年では、生息地の改変や外来種の移入が課題として顕在化し、カタツムリも例に漏れず、その生息状況が悪化しています。この展示では、身近なところに生息しているカタツムリを通じて、生活環境や自然と生きものを感じ、考えるきっかけを創りたいと考えています。最新の研究トピックや兵庫県で普通にみられる種類、希少な種類についての紹介、カタツムリの名前が冠せられた昆虫なども交えます。一方で、この展示は文部科学省生涯学習政策局の委嘱を受けて実施する「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」としての巡回展であり、橿原市昆虫館を皮切りに西日本を中心として、全国各地の性質が異なる様々な博物館の立地や特性を活かした巡回展示を行い、各館をまわるたびにコンテンツが充実してゆくスパイラルアップ型展示としても実験的な試みとなります。

2016年
11月5日(土)

2017年
1月9日(月・祝)






「寄生植物ヤッコソウのくらし」
多くの植物の葉は緑色で、光合成によって自ら栄養をつくって生活しています。しかし植物の中には全体が白色で、他の植物に寄生し、養分をもらって暮らすものもいます。ヤッコソウはそんな"寄生植物"の一種で、日本では四国や九州に分布し、国や県の天然記念物に指定されています。今回のトピックス展ではヤッコソウについて、花の構造や生活史、屋久島での調査で明らかになった種子散布に関わる生きものを紹介します。

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2016年
10月8日(土)

2017年
1月9日(月・祝)

ミニ企画展

写真展「風情 Fuzei」~フランス人文化人類学者がとらえた日本庭園~
人と自然が織りなす文化の結晶ともいうべき「日本庭園」。文化人類学者でもあるフランス人写真家のクロード・ルフェーブル氏が、日本人の美意識「風情(Fuzei)」に着目し、全国の日本庭園をめぐって撮影した写真作品40点を国内ではじめて展示します。日本人の自然に対する心を見つめ直す、人と自然の調和の新たな世界観をご紹介します。

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2016年
11月15日(火)

2016年
12月14日(水)

ミニ企画展

「北はりま植物画同好会 合同展」
北はりま植物画同好会は、東播磨・西播磨・北播磨に居住する人々が郷土の四季折々の植物の姿に親しみ、その巧みな形や色に魅せられて、日々その画法・技量を研鑽し紙媒体に細密画として残そうと活動している団体です。この度初めて県立人と自然の博物館との合同展を開催することになり、当館が自然史系博物館ということもあり、兵庫県下に自生する植物を題材にしたものを主に展示しますので、四季折々の兵庫の植物の細密画をお楽しみください。

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2016年
9月17日(土)

2016年
11月13日(日)





「ひょうごのツキノワグマ:保護管理のあゆみとこれから」
兵庫県のツキノワグマの保護管理の現状を紹介するとともに、これまでの研究成果、被害防止のための取り組み、今後の展開について、解説パネルや剥製を用いた展示を行います。        

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2016年
7月16日(土)

2016年
11月13日(日)





「温古写真大作戦!!むかしの写真で未来をつむごう」
兵庫県内の自然やまちの変遷をたどる古写真や関連する事物を展示し、古写真が地域の未来の環境づくりやまちづくりに、どのように活用されつつあるのか、地域の温故知新の物語を紹介するほか、日本最古級(幕末から明治期)の風景写真や六甲山の古動画など、博物館に収蔵する貴重な資料を特別公開します。また、普段研究員が行う古写真の収集、読み説き、展示作業を、「作戦」として来館者が疑似体験しながら、古写真に親しんでいただく企画を行います。

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2016年
7月23日(土)

2016年
10月23日(日)






「岡山県津山市より産出したオキナワアナジャコ属新種化石」
ひとはく地域研究員である岸本眞五氏が2013年から2014年にかけて、岡山県津山市吉井川支流皿川の川底より採集したノジュール中より多数のオキナワアナジャコ属の化石を発見しました。化石は岐阜県瑞浪市立化石博物館の安藤祐介博士により研究され、2016年4月にオキナワアナジャコ属の新種として"タラシナ・ツヤメンシス"( Thalassina tsuyamensis ANDO & KISHIMOTO )と名付けられました。岸本眞五氏はこの新種の基準となった模式標本5点(完模式標本1点、副模式標本4点)を2015年に兵庫県立人と自然の博物館に寄贈されました。"タラシナ ツヤメンシス"が発見されたのは皿川川底に露出する勝田層群吉野層であり、日本海拡大期の1600万年前に干潟で堆積した地層であります。吉野層は以前から大型の巻貝で有名なビカリヤやヒルギシジミ類(マングローブシジミ)の化石の産出が知られていました。今回、オキナワアナジャコ属の化石が産出したことにより、1600万年前の津山市一帯が熱帯から亜熱帯に属し、マングローブ干潟様の干潟が広がっていたことが補強されました。また、1600万年前は熱帯海中事件として地球が熱帯化した時期として知られます。この地質学イベントに際して、かつて、中国山地が熱帯から亜熱帯の海が広がる海域であったことが分かります。
今回の新着標本展は、ひとはく地域研究員の活動の成果として新たなオキナワアナジャコ属の化石種が発見されたことを記念して開催します。

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2016年
6月25日(土)

2016年
9月4日(日)





「ひょうごの昆虫展」
兵庫県にはさまざまな種類の昆虫がみられますが、今回の展示では当館が収集してきた兵庫県産昆虫標本およそ1000点を展示します。兵庫県の昆虫を扱った展示としては、もっとも多くの種数の展示となります。主要な分類群であるコウチュウ目、チョウ目、ハチ目、ハエ目、カメムシ目、アミメカゲロウ目などを網羅的に展示するのは初めてで、マイナーな昆虫もみられるのがみどころです。また、兵庫県版レッドリストでAランクのゲンゴロウやダイコクコガネなど、現在ではほとんど見られなくなった種も展示します。

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2016年
7月21日(木)

2016年
8月31日(水)




丹波の恐竜化石発見10周年記念「丹波竜展」
2006年、丹波市山南町に分布する篠山層群下部層から恐竜化石が二人の地質愛好家によって発見されました。この発見を機に、2007年〜2012年にかけて大規模な発掘調査が行われ、大型の竜脚類恐竜とともに、他の恐竜類の歯化石、卵殻化石、またカエル類やトカゲ類といった小型脊椎動物化石が多数発見されています。これらの化石に関する長年の研究の結果、2014年には大型竜脚類がタンバティタニス・アミキティアエ、2015年には卵殻化石がニッポノウーリサス・ラモーサス、カエル化石がヒョウゴバトラクス・ワダイ、タンババトラクス・カワズとしてそれぞれ記載報告されています。本展示では、丹波の恐竜化石発見10周年記念事業として、丹波竜を中心とした研究成果、またその成果をもとにした復元図、模型等の普及資料等を一堂に紹介する展示を実施します。

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2016年
4月28日(木)

2016年
7月18日(月・祝)






「木の葉にお灸をすえる:樹木600種を対象とした死環の調査からみえてきたこと」
死環とは、植物の葉を加熱したときに、加熱箇所の周辺に黒い環が生じる現象です。種によってその濃さや幅、黒くなるまでに要する時間などが異なることが古くから知られており、一部の文献では種の同定のための手がかりとして使われてきました.しかし,死環の特徴が明らかにされている種は日本の樹木全体から見ればわずかであり、また近年研究が進んでいる植物の進化の歴史との対応も未検討でした。そこで、私たちは約600種の樹木を対象として、統一的な条件のもとで加熱処理を行い、死環の特徴を調べました。今回のトピックス展では、そのデータを整理するうえで分かってきたことについて紹介します。

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2016年
6月4日(土)

2016年
7月3日(日)





写真展「ニュータウンの森のなかまたち」
北摂三田ウッディタウンの玄関口に位置する中央公園一帯は、ニュータウン開発前、里山として利用されていました。住宅地に囲まれ、面積も縮小してしまった里山環境に、どんな生きものがどのような生活を送っているのでしょうか?作者であるごもくやさんの生き物撮影係中田一真氏は、中央公園の森を中心に里山管理に取り組むボランティアグループとして、約6年に亘り中央公園の動植物の姿を、自動撮影装置などを駆使して写真に収め続けてきました。中央公園の里山で進む森の手入れと、続々と姿を現す生き物たち。ニュータウンの森のなかまたちの「今」を美しい写真パネルの数々で紹介します。

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2016年
5月14日(土)

2016年
6月12日(日)





「舘野 鴻(たてのひろし) 絵本「つちはんみょう」原画展」
絵本作家舘野鴻(たてのひろし)氏の新作絵本「つちはんみょう」は、著者自ら行った8年間の調査によって明らかにされた、ヒメツチハンミョウという日本固有の昆虫の生態を描いた作品です。本企画展では、絵本の原画20点と、ツチハンミョウやその他絵本に登場する昆虫標本を展示いたします。4000匹生まれる幼虫のうち生き残るのはたった1匹というヒメツチハンミョウの生き方を通して、私たち人間を含めた生き物のいのちについて考え、感じてもらえればと思います。ぜひご覧ください。

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2016年
4月23日(日)

2016年
5月29日(日)





「おざきしょうた:とんとんアニマル展-アートから見る動物達の世界-」
動物達への興味や関心を育んでいただけるよう、スポンジを使ってとんとんと動物達を描き、それによって生まれた動物達を「とんとんアニマルズ」と名付け、さらに、そんなとんとんアニマルズが暮らす世界を「TONTON」と名付け、動物達の魅力を表現し活動してきました。今回は、今まで描いてきた動物達に加えて、この日本で見ることができる動物達を中心に新しくとんとんと描いた作品を、ミニ企画展としてひとはく内に展示し、動物達の新たな魅力を感じていただきたいと思います。

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2016年
4月23日(日)

2016年
5月15日(日)





「ステンドグラス~私はちょう~」
平成27年度、小林聖心女子学院小学校(学校法人聖心女子学院,宝塚市)4年生児童97名が、図画工作の授業において、特殊な粘着シートとカラーフィルムを用いてステンドグラス風に制作した作品です(制作時間8〜10時間)。作品制作にあたり、兵庫県立人と自然の博物館の収蔵標本をモチーフ(創作の材料)に活用しました。自然素材の色彩や造形に着想を得た芸術作品は、古今東西数多くありますが、教室の中に実物素材を持ち込むことは、容易ではありません。博物館の収蔵標本を活用することで、本物をモチーフとした図工や美術の授業が可能となりました。標本を観察することで児童のイメージは広がり、創作意欲が高まりました。博物館の収蔵資料の新たな活用方法として、今後、他校にも推奨していければと考えています。

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2016年
4月9日(土)

2016年
5月15日(日)





「Gallery Hyohon-bako〜雑貨屋さん風、ミュージアム〜」
2015年度に開催したセミナー「虫や花のたのしい展示づくり」の成果展示です。このセミナーでは、昆虫や植物の標本づくりの基礎的な技術を習得した上で、展示作品を制作しました。通常の学術標本の製作手法や整然とした展示配列とはちょっと違った作品となっています。作品の背景にある作者の思いを感じていただければ幸いです。

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2016年
4月10日(日)

2016年
5月8日(日)





「ファーブルの故郷(ふるさと)からのメッセージ-ひとはくとフランス アヴェロン県・ミクロポリスの国際交流活動報告展」
2000年に淡路島で開催された国際園芸・造園博「ジャパンフローラ2000」のファーブル展示を契機に、フランス アヴェロン県は2000年11月に兵庫県と姉妹・友好提携を結び、文化や経済などで交流を深めてきました。同県はファーブルの夢であった世界最大の昆虫館「ミクロポリス」を設立し、昆虫の展示だけでなく地域の環境や生涯学習の拠点として「人と自然の共生」に取り組んでいますが、同じ目的を有するひとはくはミクロポリスと展示交流などの活動も行ってきました。
 そこで、2015年はファーブルが世を去って100年の節目にあたることから、これまでの活動を紹介するとともに、ファーブルの故郷からのメッセージを皆さんにお届けします。

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2016年
2月11日(木・祝)

2016年
5月7日(土)





「六甲山のキノコ展2016 ~毒キノコに注目~」
兵庫県立人と自然の博物館では、平成28年2月11日(木・祝)から5月7日(土)まで、「六甲山のキノコ展2016」の展示会を開催します。この展示は、平成21年から数えて今年で8回目の開催となります。今年は毒キノコに注目して、その多様性や出現パターンについて調べてみました。

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2016年
2月6日(土)

2016年
4月24日(日)






「兵庫県のタンポポ2015」 
タンポポは、誰もがよく知っている植物の一つです。タンポポ類は、世界に約400種類、日本に約20種類種が知られています。兵庫県内には6種ほどが確認されています。西日本19府県では、2009年、2010年に続けて、2014年~2015年の春に、市民参加調査として、「タンポポ調査・西日本2015」が実施されました。その中で、兵庫県では、1,344名から3,356点のタンポポの頭花が送られてきました。 今回のトピックス展では、そのデータをもとに兵庫県のタンポポの標本と分布図を展示します。

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2016年
3月6日(日)

2016年
4月10日(日)




「篠山層群より産出したカエル類化石」 
丹波市山南町に分布する篠山層群における複数年に及ぶ発掘調査の結果、多数のカエル類化石が発見されています。これらの標本を調査研究したところ、新属・新種の存在が明らかになりました。この度その研究成果は英語論文にまとめられ、Cretaceous Research誌(査読付き国際学術雑誌)に投稿、受理・出版されました。記載論文の出版に合わせ、これを記念して、そのカエル化石の実物を展示しパネル等で説明します。

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2016年
2月11日(木・祝)

2016年
4月3日(日)





 ひとはく研究員展2016「ひとはく研究の今」
県立人と自然の博物館の研究員が日々行っている研究の、最新動向を来館者にわかりやすく紹介し、調査・研究することの面白さを伝えます。共生のひろば展の開催期間に合わせて展示いたしますので、それらの展示との対比をお楽しみください。

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2016年
2月11日(木・祝)

2016年
4月3日(日)




「第11回共生のひろば展」
ひとはく地域研究員やひとはく連携活動グループをはじめ、地域の自然・環境・文化を自ら学び伝える活動を行っている方々が、お互いの活動を知り、新たな展開のヒントを得る場として開催される「第11回共生のひろば」で発表された活動内容や成果等について、「共生のひろば展」として4階ひとはくサロンで展示します。

2016年
2月6日(土)

2016年
2月28日(日)




「下部白亜系篠山層群から発見された卵化石」
丹波竜発掘現場脇(丹波市山南町上滝地内)において、獣脚類恐竜もしくは鳥類と考えられる非常に小型の卵化石等が、密集した状態で複数発見されました。 これらの化石の発見は国内では他に例がなく、世界的にも極めて稀であり、恐竜類・鳥類の繁殖行動の進化を解明する上で貴重なものであるといえます。

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2015年

☆企画展タイトルをクリックすると詳細が表示されます。

期間 催    し

2015年
10月31日(土)

2016年
1月5日(火)






「小さな化石の拡大模型 製作と活用」
丹波の恐竜化石とともに篠山層群からはさまざまな化石が産出していますが、それらの中には小さなものが多く、それ自体非常に貴重なものなので、取り扱いも難しいものです。そして、身近な石ころであるチャートにはプランクトンの一種である放散虫の化石が多数含まれています。以上の小さな化石を正確に拡大した模型を製作して、展示やセミナー等で活用することで、小さな化石に対する理解や関心を高め、自然への理解を深めていただきたいと思います。 今回の展示では、小さな実物化石や、製作した3D拡大模型、展示やセミナー等での活用例を紹介します。その中には恐竜の歯化石の拡大模型を原型として製作したチョコレート製レプリカや、放散虫化石の300倍拡大模型を原型として製作したプラスチック粘土製レプリカなどが含まれます。

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2015年
10月31日(土)

11月29日(日)



「土って なんだろう?」 
2015年国際土壌年記念として、埼玉県立 川の博物館 が制作した巡回展「土って なんだろう?」を ひとはく館内で展示します。土の性質や役割などについて、広く市民に知っていただくために、いろいろな土壌断面はぎとり標本(モノリス)や土壌動物の標本、写真、拡大模型などを展示します。

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2015年
7月18日(日)

11月15日(日)





「学んで魅せる標本展」
博物館に収蔵されている様々な方法でつくられている標本づくりの技法を紹介します。学術用につくられた標準的な様式のものや特定の研究テーマ用に特化したもの、あるいは展示や学習用に特化したものなど、一口に標本といっても多様な種類があります。オーソドックスな昆虫標本や液浸標本だけでなく、本物の生物から型どりした超精巧な模倣品や3Dプリンタの活用、骨格や種子、細胞や遺伝子だけを取り出して保存することもあります。展示や観察用の標本に、100年以上前から普及している学校の理科室用の解剖標本もあれば、医学教育用の模型標本やプラスティネーション標本、身体を透明化して神経や骨格の構造を"見える化"する透明化標本など、今も技術は進歩しています。

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2015年
7月26日(日)

10月25日(日)




クス

「みんなでつくった・育てたビオトープ(模型)」 
三木市吉川町畑枝にあるミツカン三木工場の敷地内には、放置された森林や棚田跡を里山林や湿地ビオトープなどに活用した、多様な環境を有するビオトープがあります。このビオトープでは、ビオトープを計画する段階から、住民が参画し、ミツカンやひとはくとうまく役割分担をしながらかかわり合うことで、ビオトープ内外の環境を健全に育成・管理している点が特徴です。 今回のトピックス展では、このビオトープで観察会や交流イベント、ビオトープの育成についての活動をおこなう「ミツカンよかわビオトープ倶楽部」が、手づくりで完成させた愛着いっぱいの活動模型を展示しながら、ミツカンよかわビオトープ倶楽部での取り組みをご紹介します。

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2015年
7月18日(土)

10月12日
(月・祝)


ニ企

「標本でたどる アンモナイトの歴史展」
アンモナイトは、一度は掘ってみたいと思う化石であり、最も人気の高い化石の1つです。このアンモナイトは今から約4億年前にオウムガイ類から分かれて誕生しました。そして、白亜紀末の大絶滅で絶滅するまでの間、幾度となく大量絶滅をくぐり抜け、実に3億年以上も地球上で生存した絶滅生物です。今回の企画展では、このアンモナイトにスポットを当て、人と自然の博物館に収蔵されるアンモナイト化石を展示し、アンモナイトの誕生から絶滅までの歴史を眺めます。 今回の企画展を通して、絶滅生物であるアンモナイトの歴史を眺めることにより、生物の進化と絶滅について理解を深め、地球環境と人類の未来を考える機会にしたいと思います。

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2015年
8月9日(日)

10月4日(日)





「山陰海岸の植物展」
山陰海岸(山陰海岸国立公園)は京都府京丹後市の八丁浜海岸から鳥取県鳥取市の鳥取砂丘にかけ広がる総延長約75 kmの海岸です。開発の進んだ瀬戸内海側の海岸と比較して山陰海岸には自然海岸がよく残されており、砂丘や海崖といった地形・環境に応じて多様な植生が成立しています。植物相も豊かで、広域分布する植物のほか、山陰海岸周辺を分布の辺縁とする植物、山陰海岸周辺に特有の植物もみられます。 山陰海岸の陸域は2010年に世界ジオパークネットワークに加盟認定された山陰海岸ジオパークのエリアにあります。ジオパークエリアでは自然環境の保全と活用の両立が求められていますが、そのためには自然環境の現況とそれに及ぼすわたしたち人間の影響を調べ、評価把握することが不可欠です。本展示では、植物の押し葉標本、果実や種子、砂や礫といった実物資料と解説パネルを展示し、山陰海岸とその周辺に生育する海岸植物の形態的・生態的特徴のほか、海岸植生の成り立ち、海岸環境の特性や現状について解説します。

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2015年
7月21日(日)

8月31日(月)

ミニ企画展

「下部白亜系篠山層群から発見された卵殻化石」
丹波市山南町に分布する篠山層群における複数年に及ぶ恐竜化石発掘調査の結果、恐竜卵殻化石が多数発見されています。この度、これらの標本には、日本初発見を含む5種類の卵殻化石が含まれていることが判明し、そのうちの1種類は、新卵属・新卵種であることが明らかになり「ニッポノウーリサス・ラモーサス」と命名されました。 これを記念して、その恐竜卵殻化石の実物を展示しパネル等で説明します。

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2015年
8月2日(日)

8月30日(日)




画展

「藤井千誠:花と虫の細密画展」
普段何気なく見ている花や気にも留めない雑草をよく観察し、調べてみると意外と面白い発見があります。 何の関連もなさそうな植物同士が実は仲間であったり、逆に外見は似ているのに何の関連もない者同士だったり、外見や香りなどの特徴のせいでとんでもない名前をつけられたエピソードがあるなど植物はとても興味深い生き物です。 一人でも多くの人に植物画のことを知っていただき、少しでも関心を持ってもらうためこの展示を開催します。

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2015年
6月20日(土)

8月2日(日)





「磯田三雄原画展:昭和を歩き、町を歩き、山里に遊ぶ」
北摂には美しい里山が広がり、そこに暮らす人と自然の営みが今に続いています。現地在住のイラストレーター、磯田三雄氏が描いた里山とそこに暮らす人々の生活の姿を、是非ご覧下さい。

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2015年
7月3日(金)

8月1日(土)





「栗林慧写真展 虫たちの一瞬の世界」
昆虫写真家で知られる栗林慧(くりばやし さとし)氏が撮影した写真の展示を行います。当館で所蔵している同氏の写真の中から、昆虫やクモの一瞬の行動をとらえた写真9点について、館員による説明文とともにご覧いただけます。

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2015年
6月20日(土)

7月31日(金)





「古写真から紐解く草原植生と利用の変遷」
 ~六甲山地 東お多福山草原のいま・むかし~
かつて、六甲山地に位置する東お多福山には、ススキが優占する広大な面積(約83ha)の草原が広がっていましたが、戦後の植林や土地開発、草原管理停止による森林への遷移により、現在は約9haにまで面積が縮小しています。また、ススキも衰退しネザサや優占する草原に変化、草原生植物の多様性が低下するとともに、ススキの穂が広がる景観が失われるなどの課題が発生しています。これらの解決のため、平成19年度より東お多福山草原保全・再生研究会が中心となり、当地でのススキ草原の景観の再生と、草原生植物の多様性の保全を目的とした活動がすすめられています。

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2015年
5月2日(土)

7月20日
(月・祝)






「兵庫県の吸血マダニ」
マダニ類は、哺乳類、鳥類、爬虫類の体表に寄生して吸血する大型のダニ類です。マダニ類は、吸血の際に病原体を媒介する場合があります。兵庫県内でも、マダニ類が媒介する感染症(日本紅斑熱と重症熱性血小板減少症候群)によって、死者が出ています。 マダニ類は、日本に46種が分布し、兵庫県内では約10種が確認されています。今回のトピックス展では、兵庫県内に分布するマダニ類の標本と写真を展示します。この機会にマダニ類がどのような姿かたちをしているのかを知っていただき、マダニ媒介感染症の予防に役立てていただけたらと思います。

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2015年
5月30日(土)

6月14日(日)





「東北しぜんかわらばん展」
東北地方被災県で、被災した子どもたちや博物館等の支援を目的として平成26年に実施した「しぜん かわらばん」の作品を、ひとはく館内で展示します。また、被災地への関心をより深めてもらうことで、支援意識の向上に寄与します。

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2015年
2月11日(水・祝)

5月31日(日)





「六甲山のキノコ展2015~野生のキノコの不思議な魅力~」
兵庫県立人と自然の博物館では、平成27年2月11日(水・祝)から5月31日(日)まで、「六甲山のキノコ展2015 ~野生のキノコの不思議な魅力~」の展示会を開催します。この展示は、当館および兵庫県立御影高等学校、兵庫きのこ研究会との共同開催となります。平成21年から展示会を今年で7回目の開催となります。

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2015年
4月25日(土)

5月24日(日)



「淡河かやぶき屋根保存会くさかんむり写真展『タテ糸 ヨコ糸』」
神戸市北区淡河町には、かやぶき屋根の民家が今でも数多く残っています。かやぶき屋根がつなぐ自然、人、営み、文化やそれらの関係性を、現役の若手かやぶき職人相良育弥さんの個性あふれる視点から撮影した写真で紹介し、かやぶき屋根のもつ様々な魅力を発信します。

2015年
5月2日(土)

5月17日(日)





「武庫川スケッチ展」
地域の活動団体である「武庫川がっこう」では、武庫川の自然とその周辺のまちの魅力を再発見することを目的として、流域の市民から寄せられたスケッチ作品展を開催してきました。昨年、たくさんの市民のみなさまに投票いただいき67点の武庫川や街並みのスケッチを入選作品として選出しています。これらの作品は、武庫川の環境や景観、まわりの街並みや田園風景など魅力あふれる地域環境を保全し創っていく上で非常に参考になる作品ばかりです。多くの方に、武庫川の魅力を様々な角度から知っていただくことを目的として、このたび、あらためて当館4階ひとはくサロンにて展示会を開催することになりました。ご来場の方には入選作品集を配布し、地域環境の保全に対する意識の形成にお役に立てればと考えています。

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2015年
2月7日(土)

4月26日(日)






「意外と身近!? セアカゴケグモ」
セアカゴケグモは、1995年に大阪府で発見されたオーストラリア原産のクモです。兵庫県でも1997年に発見されて以来、阪神地方を中心に広く定着し、人と自然の博物館周辺でも2014年に生息が確認されています。毒を持つことはよく知られていますが、クモの暮らしぶりについてはあまり知られていません。今回のトピックス展では、セアカゴケグモの標本展示に加え、どのような場所に生息し、どのような餌を利用しているかといった生態情報についての展示を行います。

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2015年
3月21日(土)

4月5日(日)








「魅せる標本てん」
この展示は、2014年4月から2015年3月にかけて開講した、人と自然の博物館のセミナー「魅せる標本つくり隊−植物と昆虫のすてきな展示づくり−」の、一年間の成果です。 このセミナーでは、主として博物館のまわりの深田公園をフィールドに、各自が気に入った植物や昆虫を集め、標本を製作し、その魅力を伝えられるよう、展示のしかたにも工夫しました。 標本は、必ずしも、専門的な研究のためだけのものではありません。少し努力すれば、どなたでも、このような標本や展示をつくることができます。植物や昆虫の美しさ、不思議さ、魅力を、みなさんも、お楽しみください。

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2015年
2月11日(水)

4月5日(日)




「下部白亜系篠山層群から発見された新種のトカゲ類化石」
平成19年(2007年)に篠山市宮田に分布する白亜系篠山層群下部層から、複数のトカゲ類化石が発見されました。これまでの研究の結果、その内の一つが中国より報告されているトカゲ類と同属で、また歯の形態から新種であること判明しました。この度、この研究成果は英語論文としてまとめられ、Journal of VertebratePaleontology(古脊椎動物学の査読付き国際学術雑誌)に投稿・受理・出版されました。今回、論文に関する臨時展示を行います。
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2015年
2月11日(水)

4月5日(日)




「第10回 共生のひろば展」
ひとはく地域研究員やひとはく連携活動グループをはじめ、地域の自然・環境・文化を自ら学び伝える活動を行っている方々が、お互いの活動を知り、新たな展開のヒントを得る場として開催される「第10回共生のひろば」で発表された活動内容や成果等について、「共生のひろば展」として4階ひとはくサロンで展示します。
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2015年
2月11日(水)

4月5日(日)





ひとはく研究員展2015「ひとはく研究の今」
ひとはくの研究員が日々行っている研究の、最新動向を来館者にわかりやすく紹介し、調査・研究することの面白さを伝えます。「共生のひろば展」と合わせて展示いたします。

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2015年
2月19日(木)

3月8日(日)





「ヤドリギ(宿り木)~じっくり見たことありますか?~」

ヤドリギが付いたニセアカシアの木が工事で伐採されたので、ヤドリギが付いた枝ごと植物研究家の方がひとはくにお持ちいただきました。 枝に寄生している状態がよくわかる標本は非常に珍しいので、今回、急遽展示することにいたしました。 また、ヤドリギの種子散布者であるキレンジャクの剥製も併せて展示致します。

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2014年

☆企画展タイトルをクリックすると詳細が表示されます。

期間 催    し

2014年
11月8日(土)

2015年
1月4日(日)





「震災20年 ひょうごの活断層はぎとり展示」

1995年兵庫県南部地震では、淡路島の北部に長さ約10kmにおよぶ野島断層が現れ、社会に活断層を広く認識させました。このミニ企画展では、大震災後の20年間に作成・収集した兵庫県内の主要な活断層のはぎとり標本と、兵庫県南部地震の直後に撮影された野島断層による地表変位等の写真を展示します。

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2014年
10月4日(土)

2015年
1月4日(日)





「震災20年 阪神・淡路大震災からの復興~市民まちづくりとみどりのネットワークの軌跡~」

阪神・淡路大震災は、ボランティア元年ともよばれるように多くの市民活動やネットワーク組織が立ち上がるきっかけになりました。 今回のミニ企画展では、ガレキと化した家々の跡地を緑化する「ガレキに花を咲かせましょう」など震災を機に広がった「みどりでまちを元気にする」活動をご紹介し、市民とみどりが後押しした復興の歩みを改めて振り返ります。

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2014年
10月4日(土)

2015年
1月4日(日)






「ハマツメクサの分布拡大」
近年、市街地の道路沿いや鉄道の駅周辺で海岸植物であるはずのハマツメクサが頻繁に見られるようになってきました。
近畿地方におけるハマツメクサの分布実態の把握を行ったところ、1980年以前には、旧東海道や、伊勢街道、琵琶湖周辺に分布が限られていたが、80年代以降の輸送量の増加によって、都市部の道路や鉄道を中心に内陸へと分布を拡大していることが明らかとなりました。

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2014年
7月19日(土)

11月3日

(月・祝)









「ゾルンホーフェンの化石展-1億5千万年の記憶」

ドイツ南部のゾルンホーフェン地域から産出する化石はきわめて保存が良く、ジュラ紀後期(約1億5千万年前)の生物相を知る上で大変貴重な資料となっています。過去の生物の世界をそのまま閉じ込めたような化石の展示を通じて、1億5千万年前の世界にご案内します。

「ゾルンホーフェンの化石展-1億5千年前の記憶」関連セミナー
 (受講申込も関連セミナーのホームページからできます。)

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2014年
9月7日(日)

10月24日(金)





作品展「押し花 花絵額」
「押し花 花絵額」は、庭に咲く花や木、野原の草や花を採り、乾燥させて額にします。「押し花 花絵額」を一人でも多くの方々に見ていただいて関心を持っていただき、押し花の楽しさ、美しさを広めたいと思っております。

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2014年
8月20日(水)

10月19日(日)





「丹波竜脚類化石の新属・新種報告」
Tambatitanis amicitiae (タンバティタニス・アミキティアエ)

丹波市から発掘された竜脚類が新属新種Tambatitanis amicitiae (タンバティタニス・アミキティアエ)と命名・記載されました。これを記念して、タンバティタニスの化石のうち普段収蔵庫に保管されているものを展示します。

関連HP: 丹波市より発掘された竜脚類化石(通称"丹波竜")の記載論文の出版について

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2014年
9月6日(土)

9月28日(日)





写真展「山と人 ~山をたのしむ~」
8月11日を「山の日」とする祝日改正法案が可決され、2016年から施行されることを機に、山登りやハイキングの楽しさを広く知っていただき、安全な登山についての啓発や自然保護の大切さを伝えるべく、本写真展を開催いたします。

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2014年
7月5日(土)

9月28日(日)






「日本産アキギリ属の新種テリハナツノタムラソウ」
2014年6月に新種として当館主任研究員高野温子が論文発表した、シソ科アキギリ属テリハナツノタムラソウについてご紹介します。



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2014年
7月26日(土)

8月31日(日)





さんだネイチャークラブ写真展「三田市と兵庫県の自然」
さんだネイチャークラブの会員が撮影した三田市と兵庫県の自然写真約40点を展示して、地元三田・兵庫県の自然の紹介します。


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2014年
7月19日(土)

8月31日(日)





「夏休みむしむし特別企画」
むしむし展 ー ひとつずつ、ちがう。むしたちも みんなとおなじ ー
標本展示を通してまた生きた昆虫に実際に手で触れて、同じ虫でも大きさ・形・模様など一つ一つの違いをじっくり発見してみましょう! タマムシ、クワガタムシ、チョウなど世界の昆虫約60種500点の標本展示し、標本を通して昆虫の美しさや多様性をじっくり観察する機会を提供します。

ワークショップ 「むしむしたいけん」
実際に生きているたくさんの種類の昆虫を手でふれてみましょう!

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2014年
5月 3日(土)

2014年
6月29日(日)





「植物パネル展「神鍋高原の花を愛でる」
神鍋高原には800種を超える植物が生育しています。地元の植物愛好家団体「神鍋山野草を愛でる会」が撮りためた写真で、神鍋高原を彩る花々をご紹介します。

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2014年
4月12日(土)

2014年
6月29日(日)






「兵庫に暮らす2種類のカラス」
兵庫県に生息するハシブトガラスとハシボソガラスという2種のカラスの違いを、実際の標本を使って展示説明します。



topics1404_11.jpgのサムネイル画像

2014年
2月11日(火)

2014年
6月 1日(日)





「六甲山のキノコ展2014~野生のキノコの不思議な魅力~」
神戸市北区に位置する六甲山系・再度公園(修法ヶ原)において、採集したキノコを特殊処理した含浸標本および樹脂封入標本を約400種類、600点を展示します。

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2014年
3月 8日(土)

2014年
4月20日(日)





東北しぜんかわらばん展
東北地方被災3県で2013年に実施された「しぜん かわらばん」の作品を、ひとはく館内で展示します。 また、被災地への関心をより深めてもらうことで、支援意識の向上に寄与します。

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2014年
2月11日(火)

2014年
4月 6日 (日)




洲本市産恐竜化石の臨時展示
平成16年5月、岸本眞五氏(姫路市在住)により洲本市にて発見されたハドロサウルス科恐竜化石が、このほどひとはくに寄贈されました。2月11日(火・祝)、岸本眞五氏に感謝状を贈呈し、寄贈された標本を同日より展示します。

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2014年
2月11日(火)

2014年
4月 6日 (日)




第9回共生のひろば展
ひとはく地域研究員やひとはく連携活動グループをはじめ、地域の自然・環境・文化を自ら学び伝える活動を行っている方々が、お互いの活動を知り、新たな展開のヒントを得る場として「第9回共生のひろば」を本年度も開催しました。 当日発表された内容等について、「共生のひろば展」として3F展示フロアーで展示します。

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2014年
2月 9日(水)

2014年
4月 6日(日)






ウミガメ類の化石発見
兵庫県洲本市由良町(淡路島)に分布する和泉層群北阿万層(白亜紀後期:前期Maastrichtian)からウミガメ類の完全な頭骨を含む体骨格化石(日本固有の絶滅種・オサガメ科)が発見されました。本種のこれほど完全な頭骨の発見は初めてであり、白亜紀当時のウミガメ類の系統進化や古生態、とりわけ本種が属するオサガメ科の起源を考察するうえでまたとない貴重な資料です。

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2013年

☆企画展タイトルをクリックすると詳細が表示されます。

期間 催    し

2013年
12月14日(土)


2014年
1月 5日(日)





干支(えと)展 「午(うま)さん ようこそ!」

2014年の干支は「午(うま)」です。「馬」にちなむ生き物や自然に関する展示を行います。ウマの頭骨、馬(ウマ、コマ)の名前がつく植物(アリマウマノスズクサ)や昆虫(カマドウマ)、岩石(瑪瑙)などが登場します。

2013年
11月 9日(土)

2014年
1月 5日(日)






古絵図とボーリングデータから探る大阪湾」

近年、篠山市教育委員会所蔵の篠山藩青山家文書から、17世紀後半の大阪湾岸や淀川河口部を描いた絵図群が発見されました。今回のトピックス展では、絵図から読み取れる新田開発や浅海域の状況に加えて、施設建設時等に得られるボーリングコアの含有物から推定した当時の地形断面などをご紹介します。

2013年
10月 5日(土)

2014年
1月 5日(日)




ひとはくかわらばん2013作品展
身の回りで観察した自然や生き物に関する出来事を、1枚の紙に「かわらばん」として表現して全世界の人に伝えてもらおうと、「しぜんかわらばん」、「キッズかわらばん」として2013年8月から9月にかけて募集しました。今回応募された「ひとはくかわらばん」全作品781点を、ひとはく3階展示室で展示します。

2013年
9月7日(土)

2013年
11月4日 (月)






兵庫のヘビ
現在、世界には23科630属3400種あまりのヘビが知られています。今回、これら兵庫県のヘビの全種について液浸標本を展示するとともに、その珍しい暮らしぶりなどに関する知見についても紹介します。


2013年
8月10日(土)

2013年
9月 1日(日)





さんだネイチャークラブ写真展「三田市と兵庫県の自然」
さんだネイチャークラブの会員が撮影した三田市と兵庫県の自然写真約40点(植物・昆虫・鳥・爬虫類等)を展示して、地元三田・兵庫県の自然の紹介をする。


2013年
7月20日(土)

2013年
9月 1日(日)





昆虫 kids のじゆうけんきゅう
夏休みの自由研究の作例、参考となるテーマを紹介する。
※対象:とくに、小学3、4年生推奨
1)昆虫少年の自由研究作品・・過去の作品3、4点
2)自由研究のおすすめテーマ  【アメンボ】

2013年
7月 6日(土)

2013年
8月 4日(日)





第4回 惑星地球フォトコンテスト入選作品展  
惑星地球フォトコンテストはユネスコおよび国際地質科学連合による国際惑星地球年(IYPE:2007年~2009年)を契機に始められたもので、地学系のフォトコンテストとしては国内最高峰のものです。私たちが暮らす「惑星地球」の大地が生み出す自然の造形美を是非、ご鑑賞ください。

2013年
6月 9日(日)

2013年
9月 1日(日)






武庫川上流の魚たち
三田市から上流の武庫川は傾斜が緩やかで標高も200m程度と低い。ここには日本のほとんどの河川が開発により失ってしまった下流域の河川環境がミニチュア版として奇跡的に残されています。これまでに博物館が収集した上流武庫川の淡水魚32種の標本をご覧ください。


2013年
2月11日(月)

2013年
7月28日(日)





六甲山のキノコ展2013~野生のキノコの不思議な魅力~

これまで5年間かけて御影高等学校が総合学習等を通じて採集した約400種500点余りのキノコ標本を一堂にならべて展示します。キノコの標本を一堂に並べることができるのは、凍結乾燥と特殊樹脂の含浸といった特殊な技法を用いている点にあります。ぜひ、お越しになって、野外と近い状態で保存されたきのこの多様性やおもしろさをご覧ください。

2013年
6月 8日(土)

2013年
6月30日(日)





写真展 北摂里山を彩る花々-里山桜と山野草たち-

北摂地域の里地里山には多種多様な植物が生育しています。サクラの一種であるエドヒガンもその一つ。本種は兵庫県では絶滅危惧種に指定されていますが、北摂地域、特に猪名川の上流域には数多く自生しており、群生地も各所にみられます。
今回の企画展では、エドヒガンの群生地で撮影した写真など、北摂地域の里地里山でみられる様々な植物の写真を展示し、当地域の自然の魅力を紹介します。

2013年
5月 3日(土)

2013年
6月 2日(日)






神戸のハナダカダンゴムシ

外来のダンゴムシであるハナダカダンゴムシが神戸市周辺で広範囲に分布していることが明らかになりました。本種の広範囲における分布は、国内初の事例です。



2013年
4月13日(土)

2013年
6月 2日(日)






神戸・阪神のモエジマシダ

モエジマシダ(イノモトソウ科)は世界の熱帯・亜熱帯の石垣などに生えるシダ植物です。長さ50cmほどで、葉の根元は毛むくじゃらです。 日本では九州南部~琉球に分布して、本来は兵庫県には自生しません。今回は、モエジマシダおよび神戸・阪神間の石垣に見られるシダ植物を標本などで紹介します。

2013年
3月30日(土)

2013年
6月30日(日)






日本最古の真獣類化石 ササヤマミロス・カワイイ展

2007年に篠山市宮田の篠山層群から恐竜やトカゲの化石とともに、真獣類(哺乳類)の化石が発見されました。このたび、新属・新種 Sasayamamylos kawaii Kusuhashi et Saegusa (ササヤマミロス・カワイイ)と命名され、2013年3月27日発行の英国王立協会紀要第280巻(通産1759号)に公表されました。今回のトピックス展では、この研究成果を実物標本とともに一般公開し、哺乳類の進化上の意義を考えます。

2013年
3月 9日(土)

2013年
4月21日(日)





東北しぜんかわらばん展
青森・岩手・宮城・福島の子どもたちが、身のまわりの自然をテーマにして瓦版をつくってくれました。作品からは子どもたちの好奇心が伝わってきます。ひとりひとりが発見した自然のおもしろさや不思議さをどうぞごらんください。

2013年
2月11日(月)

2013年
4月 7日(日)

特別

第8回共生のひろば展
地域の自然・環境・文化を学び、伝える活動をすすめる個人やグループが、相互に情報交流を行うことや、自然・環境・文化について興味があるがまだ行動には至っていない新しい仲間にむけて情報を発信することで、地域の自然・環境・文化に関する市民活動の輪を広げることを目的として、市民による地域の自然・環境・文化にまつわる研究と活動の発表会「共生のひろば」を開催します。当日発表された内容等について、「共生のひろば展」として3F展示フロアーで展示します。

2012年

期間 催し

2012年
12月 8日(土)

2013年
1月 6日(日)





ひとはくの干支展 ~ 巳(へび)さんようこそ
2013年の干支は「巳」です。「蛇」にちなんだ生き物や自然に関する展示を行います。兵庫県産のヘビ全8種類の標本や写真、世界各地のヘビ、蛇(へび、じゃ)の名前がつく植物(ヘビイチゴ、ヘビノネゴザ、ジャゴケ)や昆虫(ジャノメチョウ)、石(蛇紋岩)などが登場します。

2012年
7月20日(金)

2012年
10月14日(日)





昆虫少年のじゆうけんきゅう
昆虫を愛する少年の、創意と愛情あふれる自由研究作品の数々を紹介し、作品に関連して、兵庫県のセミ全種(13種)、兵庫県のヤママユガ科全種(9種)の標本を展示。また、自由研究に役立つトピックスとして、昆虫の立体的な形がよくわかる3D写真、ネイチャーテクノロジー(生物の構造や機能から学んだ工業技術)の事例を紹介。

2012年
6月2日(土)

2012年
7月16日(月)





宍粟市でみつかった9000年前のタネ・はっぱ・虫
宍粟市一宮町の福知渓谷で泥炭層が発見されました。泥炭層の調査を行ったところ、泥炭層の堆積した年代はおよそ9400~8400年前で、地すべりで形成された土砂ダムに堆積したものであることが分かってきました。調査の様子や泥炭層から産出した植物や昆虫の化石について展示します。

2012年
4月28日(土)

2013年
3月31日(日)




丹波の恐竜化石発掘~6年間の軌跡~
2006年8月に丹波市で同市在住の村上 茂・足立 洌の両氏により発見された大型のティタノサウルス形類恐竜化石は、2012年1月までの6回に及ぶ発掘調査によってその全貌が明らかとなりつつあります。今回の展示特別企画では、これまでの発掘調査の軌跡をたどるとともに、最新の研究成果や新たに発見された化石産地についてもご紹介します。

2012年
3月13日(火)

2012年
5月 6日(日)





六甲山のキノコ展2012
県立御影高校の生徒たちが、これまで4年間かけて六甲山で採集したキノコを標本にして、340種、500点余を展示しています。きのこの生物多様性をぜひご覧ください。


2012年
3月 3日(土)

2012年
4月 8日(日)





みんなの福島展

福島県は、地震、津波、原発事故、風評被害という三重、四重の苦しみに苛まれています。福島の人々への共感を呼び覚まし、福島を応援する機運を高め、震災復興に寄与することを目的として、開催します。

2012年
2月11日(土)

2012年
4月 8日(日)




共生のひろば展
好きな事を楽しむ人から本格的に研究する人まで、様々な人達のバラエティに富んだ活動の成果をご紹介します。



2011年

期間 催し

2011年
12月10日(土)

2012年
1月 9日(月)





ひとはくの干支展~タツさんようこそ!~

2012年の干支「辰」にちなんだ生き物や自然に関する展示を行います。



2011年
12月 4日(日)

2012年
1月 9日(月)





丹波のシロシャクジョウ展

2010年8月、丹波市内で開催された「丹波自然友の会」の観察会中に、会員らが兵庫県では70年ぶりに「シロシャクジョウ」を見つけました。2011年8月には兵庫県立人と自然の博物館の研究員らも同行して生育を確認し、証拠標本(学術標本)が作製されました。腐生植物「シロシャクジョウ」について紹介します。

2011年
10月13日(木)

2011年
10月30日(日)





~小野英男写真展~「神戸・兵庫の青い鳥たち」

わたしたちのまわりには、驚くほどいろいろな鳥たちがくらしています。このたび、これまでに出会った野鳥に感謝して、神戸・兵庫とその周辺で出会った鳥たちの写真を展示します。写真を通じて、野鳥と出会った感動や小鳥が語りかけるものを感じていただければうれしく思います。

2011年
8月23日(月)

2011年
8月31日(水)





『博物館実習生がみた丹波篠山』

8月初旬に「博物館実習」の大学生がひとはくに来ていました。 彼らの眼を通して丹波地域の魅力をまとめてもらいました。


2011年
7月 9日(土)

2011年
7月31日(日)





コウノトリKIDSクラブでつくった水生動物のプラスティック封入標本展

豊岡市で結成されたコウノトリKIDSクラブが、ハチゴロウの戸島湿地で採集した水生生物をプラスティック封入標本に仕上げました。その一連の様子を紹介します。


2011年
6月18日(土)

2011年
9月30日(金)





ひとはくの被災地支援 「津波被害にあった標本を救おう」展

多くの方に現状を知っていただくことで更なる支援につなげようと,修復作業など標本救済の様子を紹介します。


2011年
2月15日(火)

2011年
5月15日(日)





六甲山のキノコ展2011  
県立御影高校の生徒たちが、六甲山で採集したキノコを標本にして、350種、500点を展示しています。きのこの生物多様性をぜひご覧ください。キノコのにおいを体験できるコーナーもあります。

2011年
2月11日(金)

2011年
4月 3日(日)




共生のひろば展
好きな事を楽しむ人から本格的に研究する人まで、様々な人達のバラエティに富んだ活動の成果をご紹介します。


2011年
2月 5日(土)

2011年
4月 3日(日)




いきものふるさと見守るなかま展




2011年
2月 5日(土)

2011年
4月10日(日)





植物画で語るキヨスミウツボの生活

兵庫県版植物レッドリストのBランクに指定されている貴重な「キヨスミウツボ」の植物画や標本(液浸)を用いて特殊な形態や生態等をわかりやすく紹介します。



2010年

期間 催し

2010年
12月11日(土)

2011年
1月10日(月)





ウサギさんようこそ

2011年の干支「ウサギ」にまつわるさまざまなトピックスを一挙紹介します。また、絶滅が危惧されているアマミノクロウサギの剥製も紹介します。


2010年
10月31日(日)

2010年
11月30日(火)





COP10に行ってきました

生物多様性条約COP10(愛知県名古屋市、10/18~29)の隣接会場での「生物多様性フェア」でのひとはくブースや会場の様子を、実際のひとはくブースの展示物、会場の写真や近隣のブース提供のリーフレットなどで紹介します。

2010年
10月 2日(土)

2011年
4月10日(日)




化石大集合2010-過去に起こった生物大量絶滅事件-

過去の地球では何度もの生物大量絶滅事件があり、生物界の様相は大きな影響を受けてきました。古生代、中生代、新生代といった時代区分も、大量絶滅事件によって引き起こされた生物界の変化に基づくものなのです。
今回の展示では古生代、中生代、新生代の代表的な化石を展示することで、生物界に起こった大きな変化を実感していただくのがねらいです。中生代の標本では始祖鳥の産出で知られるドイツ、ゾルンホーフェン産の化石、新生代では今年の夏NHKの番組(恐竜絶滅哺乳類の戦い)で紹介されたドイツ、メッセル産の化石が展示されます。

2010年
8月 7日(土)

2010年
10月 6日(水)





ひとはく多様"製"絵画展 ゾウが描いたぞう・・・

横浜ズーラシアのゾウが鼻で描いた肖像画をはじめ、抽象画、花、水墨画などのさまざまなゾウの描いた絵画作品を柱に、絵を描く映像、写真、音声もあわせて展示します。その他、チンパンジー、オランウータンやインディアナポリス動物園のバンドウイルカ、ホッキョクグマ、アシカ、セイウチの絵も展示します。

2010年
6月 5日(土)

2010年
8月31日(火)





はってなQ便展~恐竜は本当にいたの?~

2006年8月から寄せられた「はてな」約100通と、それに関連した展示として、ホンモノのドリアンやカタツムリ、恐竜の化石、虫・動物・鳥・魚・石の標本・剥(はく)製など約200点を展示します。

2010年
7月17日(土)

2010年
12月26日(日)






ひょうごの生物多様性 ~瀬戸内海vs日本海 ~

兵庫県は、日本海と瀬戸内海の2つの海に面することで、気候や地形が変化に富み、豊かな生物多様性が維持されています。この企画展では、日本海と瀬戸内海をくらべながら、兵庫県の生物多様性の特徴だけでなく、風土や文化との関わりについても紹介します。


2010年
2月11日(木)

2010年
5月16日(日)





六甲山のキノコ展2010
六甲山には、たくさんのキノコが生育していることをご存じでしょうか。一堂に並べてみる機会はそうそうありません。この展示会では、六甲山で採集したキノコ約180種、400点の標本を一堂にならべることで、生物多様性が織りなす不思議な光景をおみせします。

2010年
2月11日(木)

2010年
4月 4日(日)




共生のひろば展
好きな事を楽しむ人から本格的に研究する人まで、様々な人達のバラエティに富んだ活動の成果をご紹介します。


2010年
2月10日(水)

2010年
3月28日(日)





日本一のダリアを守りたい~ふるさと西谷を感じよう~
西谷小学校では、ふるさと西谷を愛する心を育むため、ダリアの栽培を中心とした環境体験学習を進めています。その一環として、ダリアの花びらの封入標本づくりや地域の姿をとりまとめました。その成果をご紹介します。


2009年

期間 催し

2009年
12月12日(土)

2010年
1月11日(月)





トラさんようこそ!
2010年の干支であるトラの成獣と幼獣の剥製、トラと名のつく動植物の標本・写真、日本在来のネコ科動物であるイリオモテヤマネコとツシマヤマネコの写真などを展示します。絶滅が危惧されているトラの現状についての紹介やトラを題材とした紙芝居講談などの関連イベントも行います。

2009年
12月 5日(土)

2010年
1月11日(月)




篠山の角竜と丹波の蛙化石
篠山市内で発見された化石の中に、原始的な角竜類と思われる頭骨の一部分があることが判明しました。また、丹波市の篠山層群からカエル類の化石が発見されました。これらの化石を展示します。

2009年
10月24日(土)

2009年
12月27日(日)




竜と獣の道展
兵庫県では「アカシゾウ」(=アケボノゾウ)の化石が古くから知られてきましたが、最近10年ほどの間に、北神戸・三田の哺乳類や淡路の恐竜・翼竜、丹波の恐竜、篠山の哺乳類、但馬の哺乳類の足跡の化石など、日本の古生物学史上、めざましい発見が相次いでいます。今回の特別企画では、太古の兵庫を歩いたこれら「竜」と「獣」の化石を最新の研究成果を交えながらご紹介します。

2009年
9月12日(土)

2009年
11月23日(月)



コウノトリのいる風景
コウノトリの野外追跡や湿地づくりなどの保全活動に取り組んでいる「コウノトリ湿地ネット」のメンバーが撮影した写真を中心に、コウノトリとの共生の様子やコウノトリの様々な振る舞いを80点の写真で紹介します。

2009年
9月1日(火)

2009年
10月30日(金)





ぎっちょん君ハウス
企画展「初夏の鳴く虫と巡回展」で人気を博した「ぎっちょん君ハウス」が、リニューアルを経てミニ企画展として再登場します。「ぎっちょん君ハウス」の中に入ると鳴く虫の鳴き声が聞こえてきます。秋ならではの鳴き声をお楽しみください。鳴く虫の種類は定期的に変わります。

2009年
9月1日(火)

2009年
10月31日(土)





だまし絵といろんなだまし
県立美術館の特別展「だまし絵」展のサテライト展として、美術館からのだまし絵ポスターとひとはく独自の「だましモノ」を展示します。


2009年
8月21日(金)

2009年
10月31日(土)





がんばれ!佐用町
佐用水害の緊急被災状況調査の概要を報告します。また、作用水害の復旧・復興を図るための義援金の募集も行っています。


2009年
8月10日(月)

2009年
8月20日(木)





自然環境シミュレーター『ビオトープ』をつくろう!
ひとはくでは、小中学生が気軽にビオトープの作り方を学べるツールとして「ビオトープ・シミュレーター」を開発し、ホームページで公開しています。まずシミュレーターで「どこで」「どんな」ビオトープをつくったら「どうなるのか」試しながら学習した後に、ビオトープをつくったり地域の自然を学ぶことで、効果的な学習ができます。気軽に試せるよう、4階サロンの手前に設置していますので、ご来館の際にやってみてください。

2009年
6月10日(水)

2009年
8月31日(月)





ホッパーズ
立体画像表示装置を展示しています。昆虫(日本産直翅類)の3D生態写真約160コマを見ることができます。


2009年
6月 6日(土)

2009年
8月31日(月)



初夏の鳴く虫と巡回展

「NPO西日本自然史系博物館ネットワーク」の巡回展をベースに、初夏の鳴く虫、とくにキリギリスをクローズアップします。鳴く虫のピークは秋ですが、鳴く虫たちは6月から鳴いていることを強調し、紹介します。

2009年
4月28日(火)

2009年
5月31日(日)





子供のアトリエひこうせん展

生き物や人を題材にした絵画作品を数多く展示しています。子供達の豊かな感性と創造性が大いに発揮されています。ぜひお楽しみください。


2009年
4月25日(土)

2009年
5月31日(日)




丹波の恐竜を知ろう-3年間の発掘報告-

3年間の発掘報告と発掘最新情報をご紹介します。 丹波の恐竜化石の実物や発掘現場を再現したレプリカなども展示しています。 ※ 開催期間中の土、日、祝は、恐竜スタンプラリー完成者先着100名様にオリジナルクリアファイルをプレゼント

2009年
3月20日(金)

2009年
4月26日(日)





第19回堀明子詩集『四季の色』展
一人の少女が、身近な自然を見つめ、そのありさまを、そのときどきに感じながら書きとめた詩です。草花を、雨、風、雲を、そして鳥や虫も。小学校三、四年の二年間に書かれた詩は、自然のすばらしさを、みずみずしい感性で語りかけてくれています。

2009年
2月15日(日)

2009年
4月5日(日)



共生のひろば展

今回の企画展では、市民の方々や人博研究員が行っている、自然、環境、まちづくりなどに関する様々な活動の内容・成果を展示しています。


2009年
2月10日(火)

2009年
5月31日(日)





六甲山のキノコ展 ~リアルな森の妖精たち~
六甲山には、たくさんのキノコが生育していることをご存じでしょうか。一同に並べてみる機会はそうそうありません。この展示会では、自然界では起こりえない、生物多様性が織りなす不可思議な光景をおみせします。



2008年

期間 催    し

2008年
12月5日(金)

2009年
1月12日(月)





年末・年始特別企画 干支展 ネズミさんありがとう。ウシさんようこそ!
年末・年始に2本立ての展示イベントを行います。年末は平成20年の干支ネズミとともに年末をおしみ、年が明けてからは21年の干支ウシと新年を祝います。かわいらしいネズミの焼き物、『ウシ』と名のつく動植物、三田牛にまつわるあれこれなどなどを展示。

2008年
9月20日(土)

2008年
11月30日(日)



この秋は、家族みんなで ひとはくファーブル大作戦!
ファーブル昆虫記最終刊が出て100年。この秋、ひとはくにファーブルがやってきます!日本初公開のファーブルが採集した昆虫や植物標本をはじめ、昆虫の不思議や自然観察の楽しさを体感できる展示、虫や自然を愛した兵庫のナチュラリストの紹介、ファーブル講談、紙芝居、お絵かきなど、親子で楽しめるイベント満載で、みなさんをファーブルの世界へいざないます。

2008年
7月20日(日)

2008年
8月31日(日)





丹波の恐竜化石 ~夏休み期間特別展示~
2006年夏に兵庫県丹波市で発見された恐竜化石は、兵庫県立人と自然の博物館による2度の発掘調査の結果、すでに全身の1/3ほどが発掘され、ティタノサウルス形類に含まれる竜脚類であることが明らかとなりつつあります。今回の特別展示では、これまでにクリーニングの完了した尾椎、血道弓の産状を再現した岩石ブロックのレプリカもあわせて公開します。

2008年
7月20日(日)

2008年
8月31日(日)



バイオメディカル写真展
医学研究支援等を目的とする慈善団体「ウェルカム財団」によって1997年から開催されている、「ウェルカム財団イメージ・アワード」の受賞作品を集めた写真展です。


2008年
6月15日(日)

2008年
6月29日(日)



篠山市の小型脊椎動物化石 速報展 
兵庫県篠山市の篠山層群下層部(1億4,000万年~1億3,600万年)の地層から見つかった、小型脊椎動物の化石を転じします。


2008年
7月 1日(火)

2008年
7月13日(日)




科博コラボ・ミュージアムinひとはく 絶滅の恐れのある植物
国立科学博物館がおこなっている、絶滅危惧種の現状調査、そして保全への多様な取り組みを紹介します。


2008年
6月14日(土)

2008年
6月22日(日)





ノアザミの帯化個体の展示

 6月4日に三田市藍本の木虎さん宅で見つかった、珍しい帯化ノアザミの実物を展示し、あわせて情報提供を求めます。


2008年
2月23日(土)

2008年
8月20日(木)



クリプトガミック・ボタニー ~隠花植物の不思議な世界~
シダ、コケ、菌類、藻類などの咲かない隠花植物にも、たくさんの種類があり、私たちの生活に深く関わっています。
このような隠花植物を展示し、これまで気づかなかった不思議な自然の世界へといざないます。


2007年

期間 催    し

2007年
10月20日(土)

2008年
1月20日(日)



ひょうごの里山、日本の里山

北摂地域に残る日本の里山を中心に、一庫炭(菊炭)に代表される里山の自然・文化と歴史、国内の里山の現状と未来、現在の社会環境に適した里山管理の手法などを紹介し、里山の多様な価値を紹介します。

2007年
7月 7日(土)

2007年
9月24日(月)



瀬戸内海のいまとむかし

約2万年前以降の瀬戸内海の自然の歴史と、内海をめぐる人と自然の関わりの変容をたどりながら、これからの環境保全のあり方を考えます。
2001年に淡路島沖で捕獲されたナガスクジラとアオザメの標本を展示し、クジラとサメを豊かな海のシンボルに、瀬戸内海のいまとむかしの環境をさぐります。

2007年
5月3日(木)

2007年
6月3日(日)



丹波の恐竜化石発掘速報展

恐竜化石が発見された丹波市山南町の篠山川河床で、2007年1月~3月に初の本格的な発掘を行いました。これまでに実施した発掘の成果を速報します。あわせて恐竜化石の産出した地層である篠山層群の岩石や、篠山層群産のその他の化石の展示も行います。

2007年
4月10日(火)

2007年
5月27日(日)





チョウが消えてゆく ~絶滅の危機にあるチョウとその保全~

絶滅のおそれのあるチョウの貴重な生態写真や、全国と兵庫での取り組みを、パネルで紹介します。


2007年
4月10日(火)

2007年
6月10日(日)



共生の風景 ~古写真にみる暮らしと自然~

古い写真には,今はもうなくなった"人と自然の共生"が写っています。ため池や川など「水」に親しんでいた風景,蚕小屋や茅葺き民家など「虫」がいた風景,酒蔵や雪囲いなど「気」と調和した風景,農地や森など「鳥」がいた風景などを,古写真を中心に,現在の写真や実物もあわせて展示します。


2006年

期間 催    し

2006年
12月23日(土)

2007年
1月21日(日)





DPCのびのび冒険ひろば・紙芝居展

「防災とプレーパークのセンター」(DPC:Disaster and Playpark of Center)は、昨年、震災復興10周年記念事業の一環として防災紙芝居「TSUNAMI」「コーラル・フィッシュ」の2作品を制作しました。これは、災害弱者である子どもたちに、彼らが親しみやすい紙芝居というツールを使い、津波や地震などの災害から身を守る防災知識を普及することを目的としています。博物館における防災紙芝居のパネル展示会を通じてこの防災紙芝居を日本のみならずアジアを始めとする世界へ向けて発信し普及を図っていきたいと考えています。

2006年
10月21日(土)

2007年
1月21日(日)



虫の風林火山

昆虫は、翅を獲得することで,「風の如く」動く能力を身につけました。昆虫の旺盛な繁殖、恐れを知らない攻撃は、「火の如く」です。「虫の風林火山」展では、昆虫の生活史と進化のトピックスを「風林火山」にたとえて紹介しています。昆虫たちのすごい能力、不思議な生活を、存分にお楽しみ下さい。
[風林火山:兵法の古典「孫子」の一節で戦国の武将武田信玄が軍旗に用いた。其疾如風(はやきこと風のごとく)其徐如林(しずかなること林のごとく)侵掠如火(おかしかすめること火のごとく)不動如山(うごかざること山のごとし)]

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2006年
9月9日(土)

2006年
11月5日(日)





自然史からみた兵庫の海   
―地層や化石で知る100万年のおいたち―

兵庫県で見つかる化石や地層をもとに、海の100万年のおいたちをさぐります。舞子貝層(神戸市)のヒトデ化石などを展示します。(日本第四紀学会50周年記念事業)

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2006年
7月 8日(土)

2006年
9月24日(日)



兵庫の外来生物

さまざまな外来の動物や植物が定着・増殖して、日本の自然に大きな影響を与えています。外来生物にどの対応していくべきか、特定外来種法の概要、兵庫県などでの実例や対応などを紹介します。

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2006年
8月 7日(月)

2006年
8月31日(木)





はってなQ便展覧会 ~おさるのおしりはなぜ赤い?~

今までに"はってなQ便"によせられた「疑問」と「こたえ」を一挙公開!!! 




 

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2006年
7月11日(火)

2006年
7月30日(日)





三田の野鳥写真展 

三田野鳥の会のメンバーが撮りためた写真の中から「これは!」という逸品を展示しています。
三田の鳥の世界を堪能してください。

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2006年
4月29日(土)

2006年
5月 7日(日)





かしわもち と ちまき

端午の節句に欠かせない、「かしわもち」と「ちまき」。でも意外と知られていないことがいっぱいあるようです。名前の由来は?どんな植物でくるまれているの?どこに分布しているの?「かしわもち」と「ちまき」のあれこれについて、わかりやすく展示します。

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2006年
2月18日(土)

2006年
6月11日(日)



古生代の世界

古生代(5億4千万~2億5千万年前)は、多様な生物が現れた最初の時代で、この時代に生物たちは地球上の様々な環境へと進出し、現在の生物多様性の基礎を築きました。この企画展では古生代の生物の特徴や現在の生物との結びつきについて、わかりやくす展示します。

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2006年
3月29日(水)

2006年
4月9日(日)





佐用まるごと美術館-子どもアートスクール作品展

「佐用の自然はそのままアートだ!」をモットーに、佐用の小学生とひとはくの研究員が一緒にアートに取り組みました。どんな作品ができたかな?佐用の子どもたちによる「子どもアートスクール」の作品を展示します。

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2006年
3月12日(土)

2006年
6月12日(日)



神戸の植物化石
―堀治三朗・高岡得太郎コレクション展―

堀治三朗・高岡得太郎両氏から寄贈された神戸層群産植物化石は、「ひとはく」に収蔵されている最大の化石コレクションで、全国的にも知られています。それらを中心に展示し、古代の森の環境を考えます。


2005年

期間 催    し

2005年
7月10日(日)

2005年
9月25日(日)



コウノトリの野生復帰と自然再生

2005年は豊岡での野生復帰計画の元年です。コウノトリを受け入れるための自然再生事業とあわせて紹介します。


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2005年
8月 1日(月)

2005年
8月31日(木)





Life-size超高解像度人間大昆虫写真展

 高解像度スキャナーを使って、生きている昆虫の姿をデジタル化、人間大の大きさに拡大印刷し、拡大することで全く異なったイメージが現れます。

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2005年
10月22日(土)

2005年
1月22日(日)





はてなの世界

見えているのに気づいていない。あたりまえのようでよく考えたらふしぎなこと。身近にあって見落としそうな自然や、目にすることができない自然界のハテナがせいぞろいします。

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2005年
2月24日(金)

2005年
2月26日(日)



世界初の音声展示システム サウンドスポット この声なんだ? 

世界初の音声展示システム サウンドスポット この声なんだ? 
世界で初めての音声展示システムが「ひとはく」で実現されました。何もないのに音だけが聞こえる、ふしぎな世界を動物クイズで楽しく体験します。

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2005年
3月12日(土)

2005年
6月12日(日)



神戸の植物化石
―堀治三朗・高岡得太郎コレクション展―

堀治三朗・高岡得太郎両氏から寄贈された神戸層群産植物化石は、「ひとはく」に収蔵されている最大の化石コレクションで、全国的にも知られています。それらを中心に展示し、古代の森の環境を考えます。

2005年
2月11日(金)

2005年
3月31日(木)





ミニ展示「小学生がミニセミナーを新聞にまとめたよ」

三田市立松が丘小学校と小野市立来住小学校の児童が博物館での学習成果を作品にまとめました。


2005年
1月21日(金)

2005年
1月23日(日)





緊急ミニ展示 これがセンター試験に出たベニツチカメムシだ!!!

―展示内容―
・ ベニツチカメムシの標本+ツチカメムシ科のカメムシ数種
・ ベニツチカメムシが食べるボロボロノキの押し葉標本
・ センター試験問題のその部分と解答
・ 問題の元になった論文のコピー
・ 解説パネル数枚

担当者:大谷

2004年

期間 催    し

2004年
2月14日(土)

2004年
5月16日(日)



ワンダフルデザイン
-自然が見せるすばらしい形-

植物・動物・鉱物をはじめ、自然がおりなす不思議な形、美しい形、おもしろい形を紹介し、その役割やしくみに迫ります。

協力

神戸芸術工科大学プロダクトデザイン学科大田研究室、ヒマラヤ植物研究会、大阪大学大学院理学研究科粘菌分子細胞生物学研究室

2004年
4月10日(土)

2004年
7月4日(日)






安芸の喰はず貝 
-仙頭鷹雄氏寄贈の高知県唐ノ浜層群の貝化石-

高知県唐ノ浜層群の貝化石は、弘法大使の「喰はず貝」伝説で知られています。 このたび分類学的検討・整理が終了した唐ノ浜層群の貝化石標本(仙頭コレクション)を公開します。

2004年
5月13日(木)

2004年
5月23日(日)





リュウゼツラン展

昨年7月に宝塚市で開花したリュウゼツランの果実と7mにも及ぶ花茎を展示しています。この植物は、30~50年にたった一度しか咲かせませんので、是非ご覧ください。

協力:宝塚市役所道路管理課,広報課

2004年
6月19日(土)

2004年
9月26日(日)



川のしくみ

河川をテーマに、そこのすむ生き物などの標本を展示し、河川の生態系のしくみ、河川の役割、私たちの暮らしとのかかわりを紹介します。

共催:兵庫県県土整備部河川課

2004年
7月18日(日)

2004年
8月29日(日)





丹波・国領博

「国領」は平安時代から国衙(地方官が政治を執る役所)の領地として栄えました。「国領」の街の様々なものを展示します。

主催:進修火の鳥会
共催:兵庫県立人と自然の博物館

2004年
8月3日(水)

2004年
8月13日(金)





田中和鶴海コレクション展示

田中 和鶴海コレクションはチョウ類の中でも美麗な種を含む事で知られるトリバネアゲハ類、ウスバアゲハ類、カザリシロチョウ類のチョウ類を中心に構成された貴重なものです。

担当者:中西・橋本(明)

2004年
8月7日(土)

2004年
9月5日(日)




速報 淡路の恐竜化石展

2004年5月、近畿地学会の岸本眞五氏によって洲本市から発見されたハドロサウルス科(ランベオサウルス亜科)恐竜の化石など、岸本氏の化石コレクションが展示されるほか、相前後して緑町から発見された翼竜化石も途中から加わります。

共催:岸本眞五氏

2004年
9月4日(土)

2004年
10月3日(日)






三田市から発見された哺乳類化石

2004年3~5月、三田市から発見された哺乳類化石が展示されるほか、2000年に神戸市北区の赤松台と上津台で発掘されたサイの仲間の化石も展示します。


2004年
9月4日(土)

2004年
10月3日(日)



大震災を超えて

兵庫県南部地震後10年。各方面で実施された調査や活動を紹介します。そして、これからの防災や街づくり、自然との付き合い方について考えます。

共催:神戸新聞社

2003年

期間
催    し 担当者

2003年
2月22日(土)


2003年
5月18日(日)



六甲山
-みどり色の浪漫・未来-



2003年
4月26日(土)

2003年
5月29日(日)






サソリモドキ




沢田佳久(人博)

2003年
5月6日(火)

2003年
5月11日(日)





カザグルマ展




出展:菊田 穣氏(北摂カザグルマ保存会)

2003年
5月18日(日)

2003年
7月13日(日)



ホタルのお部屋




八木 剛・先山 徹(人博)

2003年
7月2日(水)

2003年
8月31日(日)






ミヤマツチトリモチ




高橋 晃・布施静香(人博)

2003年
7月21日(土)

2003年
8月31日(日)



採集に出かけよう
-たのしい標本づくり-


2003年
8月1日(金)

2003年
8月31日(日)





武庫川地学ハイキング




小林文夫(人博)

2003年
9月10日(水)

2003年
9月17日(水)





三田市中学校理科研究発表




三田市中学校理科研究会

2003年
9月13日(土)

2003年
11月30日(日)





みやまあかねギャラリー




八木 剛(人博)

2003年
9月13日(土)

2003年
10月19日(日)





6万年ぶり火星超大接近



共催:兵庫県立西はりま天文台

2003年
9月20日(土)

2004年
1月4日(日)



兵庫の貴重な自然
-「いきもの」共生の「まほろば」-


共催:神戸新聞社、

(財)ひょうご環境創造協会

協力:兵庫県健康生活部環境局自然環境保全課

2003年
11月21日(金)

2004年
1月7日(水)





貴重な生き物の環境レポート
-自分たちの身近な生き物を守り育てていくために-



展示制作:三田市立松が丘小学校4年生

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