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ミニ企画展「里山に棲む―森の忍者―リス」

1 主旨

 一般にリスというと北海道や信州など限られた地域でしか見られない動物というイメージがありますが、実は身近な里山(北摂地域の里山など)にも生息しています。しかしリスは警戒心が強く、じっくり観察することはなかなか難しく、まして撮影するとなると、かなりハードルが高くなります。
 國定 雄一 氏は、森の中を忍者のように縦横無尽に走り回るリスに魅了され、写真・動画の撮影を続けてこられました。今回はこれらの写真・動画の中から特に魅力的なものを厳選して展示します。
 三田市や川西市、箕面市など北摂地域の里山で出会ったホンドリス(ニホンリス)、北海道の厳しい寒さの中で逞しく生きるエゾリス、春になってお花畑の中を飛び回るエゾリスの生き生きとした姿をご紹介します。

2 展示概要

 (1) 期 間 : 令和2年5月9日(土)~5月31日(日)
          ※開催期間を 6/13(土)~7/5(日) に変更します
          ※月曜日(祝日・休日の場合はその翌日)を除く
 (2) 場 所 : 兵庫県立人と自然の博物館 4階ひとはくサロン
 (3) 展示物 : リスの写真31点(北摂のリス18点、北海道のリス13点)、北摂のリスの動画1点
 (4) 参加費 : 無料(入館の際に観覧料のみ必要)

3 主催

 國定 雄一、兵庫県立人と自然の博物館

【國定 雄一 氏プロフィール】

 國定 雄一 69歳 岡山県出身 西宮市在住

 福井大学在学中は山岳部に所属し、剣岳を中心に白山、槍穂高など主に岩登りと雪山を中心に活動していました。50歳を過ぎてから登山を再開し、白山の写真家・木村芳文氏との出会いがきっかけで、白山を中心に、山岳風景・高山植物を中心に写真を撮り始めました。里山の写真を撮り始めたのは「北摂里山博物館事業」での取材がきっかけで、桜と山野草を中心に撮影しています。現在の主な写真のテーマは自然風景全般ですが、なかでも、夜から夜明けにかけての山岳風景を撮ることが多く、「時間の流れを風景の中に写し込みたい」と考えています。

<受賞歴>
 ・平成24年度(2012年度) 白山国立公園指定50周年記念フォトコンテストで環境大臣賞を受賞 
 ・平成28年度三田の観光写真 テーマ「みんなに見せたい三田の風景」 ハッピー賞
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 ・2017春~2018冬 白山フォトコンテスト 本格派部門 優秀賞 (全応募作品 1791点)
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 ・第5回 白山眺望大賞 白山市長賞
   >> 詳細ページへ


4 共催

 国崎クリーンセンター啓発施設 ゆめほたる

5 担当

 兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境再生研究部 主任研究員 石田 弘明

6 展示予定資料(一部)

北摂里山に棲むホンドリス(クルミの実をくわえて走り回るホンドリス(夏毛))

北海道に棲むエゾリス(お花畑の中で飛び跳ねている様子)

※なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催期間が変更になる場合がありますので、ご了承ください。
 変更の場合は当館の公式ホームページ等でお知らせいたします。

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